かつて、西春(現在の北名古屋市)の井上源助さんが作る源助大根の種は品種の良さから日本中に出荷、全国一世風靡をしていた。
また、源助さんの息子市太郎さんが大正十年かから十数年かけて作り出した大根=父の名を付けた源助大根も「アマクテヤワイ」と評判で全国の食卓を賑わしたが、市太郎さんの長男豊実さんの代で生産を中止。今は豊実さんの弟で豊美さんと18歳年の離れた源助さん(祖父と同じ名前)が家庭菜園で種を守っている。
一方、現在では源助大根と言えば石川県金沢市打木で作られている加賀ブランド野菜の源助大根のことをいうが、それは村上佐一郎さんが地元の打木大根と北名古屋の源助大根を掛け合わせ10年かけて作り上げたものである。季節によって大阪や東京のスーパーマーケットにも並ぶがご当地愛知県では流通されていないため、北名古屋で源助大根のことは知られていない。
この度縁あって北名古屋の源助さん、そして打木の松本佐一郎さんの孫にあたる充明さんからそれぞれに大切な種をいただきました。(8月20日の交流会では村上充明さんのコーナーがあります)
二種類の源助大根をみんなで育てることで交流が広がり、大根作りに携わった先人たちの想いや源助大根の歴史を伝承していくことができれば嬉しく思います。
自宅の畑やご自身が借りている畑で源助大根を一緒に育てて頂ける人(全滅しても大丈夫ですよ)には源助大根の種をプレゼントします。ご希望の方は8月22日までに私とのメッセンジャーに下の①②のどちらの希望かと、〒・住所・お名前をお知らせください。
①北名古屋市復活プロジェクト源助大根種【長い青首大根】30粒(約10本分)北名古屋市の源助大根は来年種取りして頂いて構いません
②北名古屋市復活プロジェクト源助大根種【長い青首大根】15粒(約5本分)+打木源助大根種【白くて短い大根】15粒(約5本分)※打木源助大根は種苗法の関係で種取りをしないようにお願い致します
打木源助大根種は数に限りがあり無くなり次第終了となりますので②を希望される方は早めに申し込んでください。
一緒に育てることができない方がほとんどだと思いますが、種まき~収穫まで経過を写真等でシェアしていきますので、見守っていただける方はイベント参加ボタンをよろしくお願いいたします(*^^*)
イベントの日にちを12月11日としてありますが、大根の収穫状況等で変更する場合があります。リアルパーティー 料理系の他部活とのコラボ ズームでメニューのシェアなど、みんなで楽しめるイベントのアイデアもお待ちしております。
昭和から令和へ
北名古屋から全国 … … …
打木から故郷北名古屋へ
時空を超えて
美味しい笑顔 楽しい人の輪が 大きく根をはり
源助大根でみんながつながりますように(*^^*)