三大欲求と言われるもの
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今日は性

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『愛しあうからだ　感じるからだ』高岡英夫著

私は沖縄で古書店長を務めていたことがあります
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沖縄は縣内出版が盛んで

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琉球新報沖縄タイムスの新聞社出版のみならず
實に多くの出版社があります
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最も賣れた本として有名なのが
『おきなわキーワードコラムブック』でしょう

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ここには知人友人も多く關わっています
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同樣に
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普久原樂器高良レコードなど
縣内の音樂レーベルも多く
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嘉手苅林昌だとか登川誠仁
大城美佐子などなど
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名人と誉れの高い方々の唄も多く遺されています
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ちなみに
ザ・ブームの歌で一气に有名になった「島唄」という言葉は
元々は奄美の唄のことで
沖縄の唄のことは指しません
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私は八重山民謡と島唄が好きですが
沖縄の唄はあまり好きでは無い
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沖縄の民謡は
唄と三線などの伴奏とが同じ旋律を行くので
深みが無いんですね
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八重山とか島唄
あとは古典はその點
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伴奏は伴奏としての旋律
唄は唄としての旋律を行くので
深みが出ます
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赤犬子だったか古の大家が既に
それを戒める言葉を殘しているのに･･･
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とまあ
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そういった新刊出版物やCDカセットテープなども取り扱っていて
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今各地にあるアンテナショップ
わしたショップに卸したり
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各地で催される沖縄物産展などに
出展したりしていました
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物産展の際にはウエストポーチに釣り銭を用意していたりして
しかも一日立ちッ放しなので
腰が痛くなることがありました
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今は立ち方が變わったので長時間立ってる方が樂だったりしますが

それで一度ホテルのマッサージを頼んだことがあるんですね
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その時のオッサンが下手で
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下手というか气持ちの惡い触り方をするので

もう二度とマッサージなど頼むもんか
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と心に誓ったのです
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【からはだふくらか】を始める直前は
まさか自分で整體院を開くなんてつもりは毛頭ありませんでしたので
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柿田川にあるいわゆる「もみほぐし」店に働かせてもらうことにしたんです
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生體の學習などほぼ無く
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手順を覺え
非常に簡單な練習のみで
お客を迎えるのは
施術者が複數人いるようなお店ではあるある

とは言え
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その店は鍼灸マッサージ師など國家資格者が多く
技術的にも他より上手が多い
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と自賛していました
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で
練習台になったり
なってもらったりするんですけど
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なるほど
こういうのを効くと感じているのか
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というのは分かりますが
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後から熱ってきて
どうにも气持ちが惡い
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これはいわゆる揉み返し
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つまり
筋肉の炎症による熱り
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筋肉痛になる直前にも同樣の
どうにも气持ち惡い時間があるんですが
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何でみんなこれを快いと勘違いしてるのか
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ところが
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"らせん零"を學ぶ人の練習台になっても
その气持ち惡さはほぼ無いんです
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つまり

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やはり壞さないように触れている

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修復にかかる血の循りと
ただ
當たり前に循るのとでは
やはり全然違うのです

基本中の基本を
前囘言い忘れていたんですが
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この三大欲求と呼ばれるものなど
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生きていく上で必要な事
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いのちを繋いでいく爲に不可缺な行爲は
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必ず快感覺を伴うようになっています
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そうじゃなきゃ死んじゃうし
滅んじゃいますからね
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本來
性欲は雄が持っているので

孔雀やライオンなど
多くは雄が雌に气に入られるよう装飾します

人間は本能の上に常に新規で學習していかなければならない腦が覆っているので
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だからこそ言葉が使え
火が扱えるのですが
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男の性欲なんかは狂っていて

敢えて喚起されないと
湧いて來なくなっています

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ということは
軆體装飾も
古くは男性が行っていたものが
だんだん女性にシフトしてくるのは
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漸次
男性の性欲は喪われていき
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子孫を殘すべく
女性がその危機囘避を行っている
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のかもしれません
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いのちを繋いでいく爲の性も
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ですから
より快感覺を伴うもので無ければ
先細りしていくしか無い
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なのに
倒錯した在り方にそれを求めてしまうのも
人ならではの大いなる勘違いですね
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本來的には性にまつわるあらゆるものは快感覺であるハズですから
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性行爲のみ快感覺を覺えるのではなく

出産も月經も痛いとか辛いとか苦しいとか
そういうものではないのに
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そう思い込んでしまっているのは
メディアなどによる刷り込みと
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からだがそこに至っていないことに盡きます
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苦と快が紙一重なのは
倒錯した性にも顕れますが
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出産も月經も解毒の意味も持ち合わせていますので
より一層快が強いハズで

それはつまり
子供に親の形質と共に毒をも受け渡すことになるということでもある
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ということは考える必要があります
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出産や月經が辛いのは
症状が辛いのと同じ理屈で
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症状がすでにからだの良くなろうとする働きそのものであり

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その症状が重いということは
それだけ排出しなければならない蓄積が多いということでしかなく
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そして
それだけの症状が出せる
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つまり
良くなる力が強い顕れ
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出産も月經も同じ

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性行爲による快感覺というのは
糖や麻藥などの昂揚に似て
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晴れと褻
日常に對する非日常

つまり
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日常生活と祭りの違いのような感じだろうと
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毎日が祭だったら樂しいだろう
とは思いがちですが

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毎日フルコースの御馳走では食傷します
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それこそ
先に書いたような
揉み返し状態と似ている
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ですが
當たり前に
からだの中を循る状態が保たれているときというのは

神域に居るような靜謐淸淨な感覺になります
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この本來當たり前に健康である状態こそが快
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そして
その状態を受け渡したいという思いが
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子を産すことにつながると
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先程言ったような
毒を肩替わりさせるのとは大きく異なる
いのちの連なりになっていきますよね
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そういう意味で
私共の行っている捧法仕術もまた
當たり前の快を渡したいという行爲です

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偶に快と快樂を勘違いする不届き者が捕まったりしてますが
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私からしたら術場は神域と一緒ですので
なんちゅう罰當たり奴としか思いません
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第一
辛くて苦しんでる患者にそんな气を起こすことが解りませんし
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齡のせいもあるかもしれませんが

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ハッキリ言って
男も女も關係無く
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ひとりひとりすべて違い
同じ方でもその度毎に違うからだが
快い状態になることしか考えてません
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言ってしまえば
性行爲より快いし
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性行爲は日に何人もと行えませんが
こちらは何なら二桁とかでもいけます
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我ながら
佳い仕事を選んだなあ
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と
改めて思いながら

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最後までお付き合いいただき

ありがとうございます

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以下の有料部は

單なるご挨拶だけとなっています

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もし良いなと思っていただけましたら

お气持ち頂戴いただけたら嬉しいなと

ライブなどの投げ錢みたいなものと

お气輕にお考えください