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生き物と無生物の違いというのを明確に説明することは出來ませんが
動物は自ら動く物で
概ね運動は熱を伴います
ですから生きていることは熱を産み出している状態で
死は熱を作れなくなる状態
と言うことが可能かと思います
古い人なら覺えていると思いますが
昔の水銀を使った體溫計には37℃の目盛りに赤線がありました
私を含め多くの方は37℃以上になるのを熱が出ることだと考えていましたが
そうではなくここが平熱ですよという印です
先日お見えの方も全くそう思っていたと
そしてコチラの記事でも體溫の話をしましたが
これからは气溫が下がってきます
當然からだが冷えやすくなってきます
熱量保存の法則とは熱い物と冷たいものとを混ぜると溫くなるという當たり前に日常で體驗する事柄です私たち動物は動くことによってからだの中にあるい...
上に書いたように人間の本來は37℃が基本です
そうすると深部體溫が38℃程度になります
37~38℃で内臟機能や免疫が活潑に活動できると言われ
ここを下回ると1℃下がる毎に免疫が30%下がると言いますから
37℃と35℃の人とでは免疫が倍近く變わることになります
免疫って言う中に白血球の働きもあって
白血球の働きが鈍麻すると
血管中の掃除が行き届かなくなるので
ガン細胞が代役を務めるようになります
ガン細胞は私たちのからだの中で毎日6000程も作られては白血球に退治されてると言われますが
白血球が元気な時は
「こっちでやっておくからガン細胞さん達の手を煩わせるまでもありません
そのままお帰り下さい」
というやり取りがあるんでしょうね
それが白血球に元気が無くなるとガン細胞の方が
「ちょっと休んでな。こっちでやっとくから」
って交替するワケです
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病气になることは自然治癒力の發現に他なりませんし
何よりからだは生存の爲に間違った選択はしません
腸内細菌を善玉悪玉と名付けたのは人間が彼らの働きの一側面しか見ることが出來ないからです
コレステロールだって悪玉と呼んでいるヤツがあることで全軆に栄養が行き渡ります
からだが間違った判斷をするワケが無く
間違うのは人間の解釈です
ならばガン細胞が毎日作られることにだって
そうするべき必要があるに決まっています
そう考えれば彼らが独自に働ける細胞であることの意味は
免疫が下がってからだの諸機能が低下しても
それに影響されずに働けるって事です
癌になりたくないのであれば免疫を下げないこと
そして全くのイコールではありませんが
免疫を下げない方法のひとつが
體溫を高く維持することです
そして體溫を維持するのに役立つアイテムとして風呂があります
夏はシャワーで済まし
湯船に浸かっていなかったという方も
少なくは無いと思います
本當はシャワーと比較できないくらい
湯船に浸かることには効能が多いのですが
まあ年中シャワーしか浴びないよりは
涼しくなってきてからでも湯船に浸かるのでしたら良いと思います
しかしその風呂の入り方ひとつで
風呂の効能を享受できずに
温まる人、冷える人が分かれてしまうことになります
原理はコチラにある通りなんですが
暑い日が續きますね汗をかくというのは體溫調整の働き同じ場に在ってもザバザバ汗をかく人と涼しい顔の人が在るのは體溫が違うからと考えて良いでしょ...
水圧によって循環を促してくれます
運動が熱を産み出すのですから
循環が良くなることが體溫を作る力そのものです
そして水分を伴った熱でないと
からだの奥まで浸透しませんので
風呂は熱を伝えるのに最適
それなのに深部體溫より低い溫度でしかなければ
それは體溫を奪う行爲になります
半軆浴などは溫い溫度で長時間つかり
汗もかくから解毒に良いと考えられていますが
汗は體溫を下げる爲に出ます
低い溫度のお湯で深部の體溫を下げてしまうから
そこに合わせる爲に汗をかいて全軆の溫度を調整するのではないですか?
深部の體溫を上げる爲には最低でも40℃のお湯に浸かる必要があります
からだは恒常性を保とうとしますので
冷やせば溫まろうとし
溫めれば冷やそうとします
だからその力を上手に使えるのなら
低い溫度も利用できます
ですが恒常性ということは
一定時間その状態が續けられた場合は
それが基準になるということです
冷やし續けてしまえば
溫まろうとする必要性を失います
また一方でからだは常に手を抜くことを考えていますので
自分で熱を作らなくても溫かい状態が續くのであれば
熱を産み出すことを止めます
風呂の溫度は最低40℃で理想はもう少し高く設定し
熱が深部にまで浸透するまで5分は浸かり
しかし汗をかく前に出る
ということが基本になります
次は湯上がりの過ごし方についてお話ししていこうと思います