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和食の基本でもある出汁…まずは昆布出汁の取り方からお伝えしていきます。
昆布はその種類によって味は異なりますが、基本的に昆布出汁を単独で味わうことがなければ、そこまで気にしなくてもいいとは思います。
まずは、お買い求め易いものから試して頂き、実際に出汁を引きつつ、少しずつ好みのものを探していけばいいのでは・・と思っています。
■材料
水 1ℓ、昆布 20~30g
水は軟水がいいです。こだわるなら水道水ではなく、ミネラルウォーターがベストではあります。
■作り方
①鍋に分量の水に昆布を入れて、冷暗所で1時間~半日程、浸す。
夏場は常温に置いておくと、雑味が出て濁ってくるので、冷蔵庫に入れます。冬場は暖房の効いていない部屋なら大丈夫です。
②中火にかけて、煮立つ直前まで加熱し、火を止める。
80℃が目安です。
③昆布を取り出し、ザルとキッチンペーパーを使って漉す。
昆布のぬめりが出汁に映らない様に、注意して取り出します。
この後、合わせ出汁にする場合は最後に漉せばいいと思いますが、多少、昆布の破片等は残ったままですから、当然雑味も残ります。
繊細な出汁を取りたい場合は、ここで一度漉しておきましょう。
ちなみに今回は水1ℓに対して、利尻昆布を30g使った、濃いめの昆布出汁になります。
昆布出汁だけで使う場合はこれくらいの量がいいです。これで豚汁を作ったら、とても美味しいですよ。
合わせ出汁で使う場合はその種類にもよりますが、20gで十分です。
ただ、まぐろ節等、上品な出汁を濃厚にしたい場合は、昆布の量を増やしてもいいですが、そのあたりはお好みでどうぞ。
昆布出汁でもちゃんと引くと、きれいな色合いですよね。
