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お傳えしていますように
秋のからだは冬への準備期間です
夏の“體内の熱を逃がしやすい”からだから
“熱を逃がさない”からだへの移行期間です
そんな秋というのは段々日が短くなってきて
少しずつ肌寒くなっていくことから
感傷的になりやすいと考えられ
それが鬱を引き起こすのだという解釈をされがちですが
精神状態はからだによってもたらされることの方が大きく
洩れそうな時に道を尋ねられても滿足に應對出來ないように
頭が痛い時につい子供にぞんざいに接してしまうように
からだの状態が精神状態を作り出すことは多いのです
コチラでも書きましたが
生き物と無生物の違いというのを明確に説明することは出來ませんが動物は自ら動く物で概ね運動は熱を伴いますですから生きていることは熱を産み出して...
體溫の低い方は環境に影響されやすく
气溫が下がるこの時期になるとどうしても冷えが入って來ます
コンビニなどで前日より气溫が下がったら中華まんやおでんを販売するのだと聞きましたが
私たちは气溫をそのまま感じているというより
差の方に感じやすいので
少々气溫が高くても前の日より气溫が下がると「涼しくなってきた」と感じますし
夏より气溫が低くても前の日より高くなると非常に暑く感じるのですね
37度程度の體溫がある方なら
气溫が少し下がった時には體溫が下がらないように熱を産み出せますが
低體溫の方の場合气溫の下がるのに釣られて體溫も下がってしまいます
この時下がるのは中心から遠い場処からなので
手足の冷えを感じやすくなりますし
頭も心臟からは遠く、しかも心臟より上にありますので
より循環が巡りにくく冷えやすい場処になるのですね
本來なら夏でも湯船に浸かっていただくのが良いのですが
夏場はシャワーで済ませて寒くなってから湯船に入るという方も
少なからずいらっしゃいますよね
湯船に浸かっていれば囘避できる冷えではあるのですが
そもそも當人が「冷え」と气付けていませんからね
そういう方はこの時期だとまだ湯船に入らなかったりします
そうしておでこつまり人間腦と言われる部分が冷えることで
前向きな發想がしにくい状態が産まれるのです
冷えて固まれば動きにくくなり
溫まり弛めば活發に動きたくなる
秋口の鬱症状というのは
そういう單純な話なんです
この時期になるとどうしても鬱症状が出て病院に行く方があります
こういうことなんですよとお傳えしてもすぐには納得できず
そんな事じゃ無いんだ!
と仰りたい气持ちも解りますが
まずは熱いお風呂に浸かって深部體溫を高くしてみて下さいと
それからの苦情はいくらでも受け付けますからと
もちろん感傷的な气分に浸りたい方はそうしていただけば良いですし
ただ季節性の症状というのは必ずからだの變化が引き起こすものだということを
ご理解いただけると對処しやすくなってきますよ
とお傳えしたいのです