風呂の効用と气象病

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气象病と言われるものがあります


天气が惡くなると古傷が傷んだり
關節痛や頭痛が起きるものですね

地球という環境に生きる物ですので
天候に左右されるのも當然と言えば當然のようにも感じますが
それが不調として顕れるということは
すでにそのからだの状態はギリギリにあって
だから少しの變化に對應しきれなくなっているワケですね


天气が惡くなるということは气壓が下がると言うことです


ポテトチップなどの袋菓子などを飛行機内に持ち込むとパンパンに脹れますね

【実験】ポテトチップスの袋でわかる、台風19号通過時における気圧の変化

气壓が下がると言うことは
私たちのからだにかかる壓力が減るということです

締め付けが弱くなるということは
その分自由度が增し
體内に循環がしやすい状況が作られます

私たちのからだの中にはいのちが生まれた海と同じ成分が循環し
循環が行われることで
酸素や栄養が隅々にまで行き渡り
老廃物を排泄して健康に元气に活潑にいられます

循環が部分的にでも全體的にでも滞れば
酸素や栄養が行き渡らず
老廃物も溜まっていく壹方になるので
不調になります

“痛み”はこの循環が起こる瞬間に感じます

當たり前に循環しているのなら痛みは勿論ありませんし
滞っていても痛みを感じることが出來ません

滞っている処に循環が生まれる時に
“痛み”を感じやすいのです


气壓が下がり空气の締め付けが弱くなると
例えば血管が擴張するなど循環する余裕が生まれます

だから痛くなるワケです

しかし壹度循環が始まってしまえば痛みは失くなります

それが痛み續けるということは
循環が完全には改善しきれていないということになりますよね


逆に風呂は水壓がかかります

この時當然からだに壓力がかかるので締め付ける力が働きます

しかし風呂では溫かさもあり气持ちも比較的リラックスしていますので
弛んだ状態で適度な壓がかかり
ポンプがしやすいという状態になります

筋肉が固まっている時は縮んだままなのでポンプも小さくしか行えませんが
弛んでいれば大きく擴がって縮めますのでポンプの力も大きくなります

不調の方は循環が滞っているとお傳えしましたが
循環が滞っているということは筋肉が緊張し固く縮んだままの状態だということです

單純に壓だけ高まれば締まる壹方ですので
不調の方には余計に循環を滞らせることになりますが
そこが風呂の素晴らしい処で
ある程度緊張が解けた状態で居られるから循環を促してくれる方へ作用します


からだは常に生きる爲に働きます

からだにとって“生きる”とは心臟が止まらないことですので
いざとなったら冷徹に要らない部分は切り捨てます

凍傷や壊死するのは手足の指先など末端ですし
髪の毛もそうですね

循環を末端まで行き渡らせる力が足りないと判斷すれば
手足は冷えますし
鬱病にもなります

鬱病というのは前頭葉の虚血症状です


湯船に肩まで浸かり水壓を受けることでポンプが強制されると
壓の少ない場処へ促されますね

つまり頭に血が昇るワケです

頭は2割のエネルギーを必要とする部位ですから
循環が足りなければ働きが惡くなりますし
今言ったように“精神疾患”と呼ばれるような症状も引き起こします

そうして風呂から上がれば
頭に昇った血は重力によって下がります

位置エネルギーは高いほど強くなりますから
全軆への循環を促すことにもなるのです


體溫が低いということはただ冷え性とか免疫が下がるとかだけでなく
腦の働きも惡くなり“精神的”に病むことにもなります

今精神疾患が增えていることと低體溫の方が多いことは
無關係とは言えないと思います

水壓は高い方が効果は高まりますから内風呂より大浴場など湯量が多い方が望ましいですし
气持ちもリラックス出來るのであれば銭湯や旅行先の溫泉などの方が更に良いですよね

だから湯治というのはその泉質云々ということ以上に
そのもの自體が良くなる仕組みだということです

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