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もうすぐ伊勢志摩決起会ツアーですね!
僕自身もめちゃくちゃ行きたいのですが家族を置いて遠出がまだ中々できず泣く泣く諦めました😇
行かれる方々は楽しんで下さい!
伊勢志摩ツアーが伊勢神宮参拝からスタートすると言う事で伊勢神宮外宮の主祭神である謎の神『豊受大神 トヨウケノオオカミ』について皆さんに知ってもらいたく筆を走らせた所存です😊
調べれば誰でも得られる情報ですし、諸説あるって話ばかりですので、神話好きのサラリーマンの戯言だと思って聞いて下さい😇
ちなみに僕は神宮は行った事ありません!笑
天照大神との関係
伊勢神宮と言えば内宮と外宮に分かれていて内宮にはスーパーメジャー日本の総氏神こと天照大神さんが祀られていますが、外宮には豊受大神さんという神様が祀られています。
記紀によると、イザナミさんのおしっこから産まれたワクムスビさんの娘がトヨウケビメと言う神様で同一神とられており、高天原から天孫降臨のタイミングでニニギさんと一緒に地上に降り立ったとの事。
このエピソード以外全く出て来ないマイナー神です。
なぜそんなマイナー神が天照大神とツートップを張ってるの?って話なんですが、中々に特別扱いされている神様で、天照大神から直接指名されて近くに呼び出されたエピソードがあります。
804年に編纂された伊勢神宮外宮の社伝『止由気宮儀式帳』では、400年代、古墳時代の雄略天皇の夢に天照大神さんが出てきて、
「ご飯食べる時1人だと不便だし寂しいから丹波の国の豊受大神さん呼んできてくれない?」
と言われるというエピソード。
なので、内宮に祀られている天照大神さんの食事周りを任されたのが外宮の豊受大神さんって捉え方も出来ますよね。
今度は豊受大神と言う神様について深掘りします。
伊勢神道によると、
宇宙そのものと言われているアメノミナカヌシと、天地開闢の神、国常立尊と豊受大神は同じ神ですよと書かれています。
神様がいっぱい出てきてよくわからないと思いますが要するに天照大神さんを産んだイザナミイザナギさんよりもっと前のスーパーオリジン神が豊受大神だぞって事です。
すごい神だと言うことだけはわかります笑😊
豊受大神は渡来の神?
豊受大神が渡来の神なんじゃないかとエピソードとしては、八世紀頃編纂された丹後国風土記があります。
丹後の眞名井と言う地に8人の天女が降り立ち水浴びをしていたところ、そのうちの1人の天女の羽衣をたまたま見かけた老夫婦が隠して天界に帰れなくなります。
その天女は困りましたがその老夫婦に助けてもらい(羽衣を隠した張本人とは思わず)恩に感じたのか、酒造りや機織りの技術を教えます。
しかしなぜかその老夫婦と喧嘩して追い出され旅をしてると、この土地落ち着くわーって場所を見つけ京都の奈具に移り住みその土地の人々にトヨウカノメノミコトとして祀られ、豊受大神がどのようにして地上に降り立ったかが書かれています。
酒造りと機織りを伝えるって渡来人感満載ですよね!
奈具と言う土地には渡来人系の遺跡も多数出土しています。
更には豊受大神は弥生時代、丹後国に稲作を伝えたとも言われていて、更に渡来人味が出てきます。
渡来の神エピソードその2です。
渡来系の氏族の代表格で秦氏と言う一族がいますが、秦氏の氏神神社として伏見稲荷神社があります。
伏見稲荷神社の主祭神はウカノミタマさん。
その渡来人が崇めていたウカノミタマと豊受大神の共通点がいくつかあります。
・女神である。
・トヨウケのウケは食物を表す言葉。ウカノミタマのウカは食物を表すウケの古い言葉。
・稲作を司る神
などなど。
更に伏見稲荷大社の稲荷大神秘文と言う祝詞によると
夫神は 唯一にして 御形なし
(それかみは ゆいいつにして みかたなし)
って書いてあり、稲荷で祀ってるのは唯一で形の無い神ですよって書いてあるんです。
八百万の神がいると信じられてるこの時代に。
もはや、ユダヤ教のヤハウェじゃん笑
ちなみに祝詞の続きは
夫神は唯一にして御形なし
(それかみはゆいいつにしてみかたなし)
虚にして靈有
(きょにしてれいあり)
天地開闢にして此方
(あめつちひらけてこのかた)
国常立尊を拝し秦れば
(くにとこたちのみことをはいしまつれば)
天に次玉 地に次玉 人に次玉
(てんにつぐたまちにつぐたまひとにつぐたま)
豊受の神の流れを
(とようけのかみのながれを)
宇賀之御魂命と 生出給う
(うがのみたまのみこととなりいでたまふ)
いや、意味はよくわからないけど豊受大神とウカノミタマなんか一緒だよっぽいこと書いてあるやん!てなるわけです。
元伊勢
天照大神さんが伊勢神宮に祀られる前は、元伊勢と言われる籠神社(このじんじゃ)に祀られていたとされています。
籠神社の奥宮、眞名井神社の主祭神も豊受大神です。
眞名井といえば8人の天女が降り立った場所でも有ります。
そして籠神社を82代に渡り守ってきた宮司の海部氏の系図(国宝に指定されている)にも
籠神社の奥宮 眞名井神社の磐座には、豊受大神 又の名をアメノミナカヌシ(宇宙そのもの) クニノトコタチノミコト(天地開闢神)
この二柱が姿を現した時の姿がウカノミタマだよと書かれています。
やっぱりすごい神様でした笑
そして更に言うと、眞名井神社の社伝には、豊受大神は月の神だよって事も書いてあるらしいです笑(実際に見たわけではない涙)
豊受大神が月の神なら秦氏が弓月の民といわれていることも、ダビデの星の六芒星が伊勢神宮の石灯籠に書かれている事も、古事記にツクヨミが全然出て来ないのも(海外に行っていた?)、イスラエルの国の標語が『わたしたちは月の神です』なのもなんとなーく繋がる感じしませんか?😊
豊受大神=ヤハウェ=ツクヨミと言う夢のある説が僕の好きな説です!
まとめ
最後に妄想ストーリーです。
豊受大神を信仰する一族が天照大神を信仰する一族と何かしらの約束を交わし、海外へ。
中東に辿り着いた豊受一族はその神をヤハウェとして聖書に記されている様な事を成し、約束の地日本の眞名井へ。
天照一族は眞名井。豊受一族は奈具で頑張って栄える。豊受一族の秦氏も頑張って稲作とか酒造りを伝えて伏見稲荷大社を作ったりなんか頑張る。
天照一族から天皇を出してこの国まとめるから裏方を豊受一族に任せたいからちょっと来てーって言われて合流。
雑考察ストーリーにしてまとめてみました😊
最後に
どうでしょう?
なかなか面白い神様が伊勢神宮にいるでしょ?笑
なのでこんな視点で参拝に行くのも面白いかもしれません!
最初にも言ったけど、僕自身が発見した説でもなんでも無いですし、諸説ある話なのであくまで戯言として捉えて下さいね!笑
伊勢志摩決起会ツアーに参加される方は行った感想とかをコメントで教えてくれたら嬉しいです!!
長々とありがとうございました😊
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