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肉じゃがは、ご飯が進む料理というよりは、お酒(特に日本酒)に合う料理だなーと個人的には思っています。
僕が飲兵衛だからというのもありますが、今回は日本酒に合う肉じゃがレシピをご紹介します。
■材料(3~4人分)
牛もも肉(薄切り) 300~400g、じゃがいも(男爵) 6個、にんじん 1本、舞茸 1パック、玉葱 1/2玉、スナップエンドウ お好みで、日本酒 150cc、水 適量、醤油 大さじ4、本みりん 大さじ3~4、白砂糖 大さじ2、出汁 適量、菜種油 適量
今回の肉じゃがは煮汁も一緒に頂ける様に作ります。牛肉は脂身が少ないお肉の方がスッキリとした味わいになるのでオススメです。
ちなみに牛肉の1/3を肩にすると、程良い脂が加わり、味わい深くなります。全部だとちょっとひつこくなります。
肉は好みもあると思うので、いろいろ試して頂けたらと思います。
■作り方
①アルミのフライパンに水をたっぷり入れ、煮立ってきたら分量の日本酒、を加える。再度、煮立ってきたら、牛肉を何度かに分けて入れ、分量の砂糖を加える。
ここでアルコールの力を使って、牛肉の臭みを一気に飛ばします。
表面を焼きつけてから煮込むという作り方もありますが、油を使うのと、薄いお肉が焦げてパサパサになるので、薄切りの時は今回の調理法がいいと思います。牛肉は焼かない為、鮮度はいいものを使うといいです。
このタイミングで砂糖を入れることで、牛肉がやわらかくなります。
②牛肉全体に火が通ってきたら、さっとアクを取り除き、必要なら水を加えて、アルミホイル等で落し蓋をして、弱火で20~30分煮込む。
水は牛肉全体がかぶるより多めにしておきます。アクも取り除く時にも水分が減りますので。
③じゃがいもの皮を剝き、横半分にカット、断面は面取りする。じゃがいもは別の鍋で水から下茹でしておく。茹で時間は煮立ってから15分が目安。
今回はスッキリとした味わいの煮汁にしたいので、面取りをして、煮崩れを防ぎます。
新じゃがの場合、茹で時間は短くなるので、様子を見ながら下茹でして下さい。
④玉ねぎはくし切り、舞茸は割と大きめの1口大になるように裂いておく。にんじんは皮を剝き乱切りにする。牛肉を30分煮込んだら、玉葱、舞茸を入れ、火力を上げ一煮立ちさせる。時間差でにんじんを入れ、落し蓋をしたら、弱火で約10分程煮込む。
舞茸は手でなるべく崩れない様に縦に裂きます。割と大きめの方が美味しいです。
⑤じゃがいもの下茹でが終わったら、水気を切り③に入れる。分量のみりん、醤油を加えたら、火力を強めて全体を馴染ませる。煮立ってきたら、落し蓋をして弱火で10分煮込む。煮汁の味が薄ければ塩を適量入れて味を整える。
醤油を入れ過ぎるとえぐみが出てくるので、塩分が足りない時は塩で調整します。
⑥火を止めて、食べる直前まで寝かせる。再度、煮立てたら、出汁を適量加える。好みの煮汁になったら盛り付ける。事前に塩茹でしたスナップエンドウを添えて、出来上がり。
具材にはしっかりと味を入れたいので、濃いめで味を入れて、最後に出汁で割り、煮汁も美味しく頂こうという食べ方になります。
出汁はオプションだとお考え下さい。出汁は使わなくても、もう十分美味しい肉じゃがです。