ジェンダーに橋を架ける本を読む 第2回 〜老後・介護・エイジングを考える〜

栃木県の私の実家の隣には、祖父母の家がありました。

祖父母と一緒に住んでいた叔母は生涯独身だったので、忙しい両親に代わって、私の親代わりのようなことをよくしてくれました。

送り迎えとか一緒にご飯を食べたりとか買い物に行ったりとか。

今は、叔母が1人でその家に住んでいます。

父母と叔母の3人が年齢を重ねて行った時、どのような暮らしをすることになるのか?

それは3人の老いの状況によって異なってくるでしょうし、今はまだどうなるか分かりませんが、いずれ介護について考えなければならなくなる時が来るのだろうなとは思います。

「老いる」ということについての考えは、ジェンダーによって違ったりもします。

「老いる」ということは、今までできていたことができなくなる。
今まで当たり前だったことが当たり前でなくなる。

「弱くなる」「弱者になる」という側面でもあるので、「弱さ」を否定している人は「老いる」ことに直面するのがとても大変。

男性は強くあらねばならないという思いを持っている人が多かったりするので、男性の方が大変かもしれません。

ということで、前回は『新しい声を聞くぼくたち』の「イクメン」をテーマにした第8章を読みましたが、今回は「老い」「介護」「エイジング」などについて書いてある第9章を読みます。ご興味ある方はご参加ください〜♪

参考図書は『介護する息子たち』(平山亮)、映画は『人生はビギナーズ』です。お時間ある方はそちらも。


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