振る舞いパスタ部はその名のとおり、美味しすぎて振る舞いたくなるパスタを毎月1品ずつマスターする部活です。
「美味しい」の意味はそれを発した人やシーンで違ってしまうので、この部活のいう「美味しすぎて振る舞いたくなる」とは、どんな美味しさなのか?を表現してみたいと思います。
1年半の間、毎日のようにパスタを作って食べた経験から言えるのは
① 美味しさに確信がある
② ねらい通りの味が作れ「できた~」と叫びながら走りたくなる
③ 想定外の願ってもない美味しさに出会える
このようなパスタです。
わかり難いと思うので補足します。
①の補足
「美味しさに確信がある」とは、比較する必要がない、比較せずともわかる絶対的な美味しさです。
例)どこかの店でハンバーガーを食べて「それ美味しい?」と聞かれた時に「モスバーガーよりも美味しい」という感想なら、それは確信のある美味しさではありません。他との比較が起こった時点で確信がある美味しさではないのです。確信がある美味しさとは、比較や優劣ではなく、自分の味覚のど真ん中にぴったりフィットする感覚です。
②の補足
理想の味をイメージして試行錯誤をくり返し、イメージどおりの美味しさが作れた時の感覚です。
例)「もっとキレとパンチのある味にしたい」と思い、にんにくをいつもより小さくカットしたら思った通りの味になった。
③の補足
結果からイメージするのとは逆に「もっと炒めたらどうなるだろう?」というような工夫が先にあって、やってみたら、望んでもいなかった想定外の美味しさに出会えたという感覚です。
例)キムチをしっかり炒めてみたところ、全く期待していなかった「上品さ」のあるキムチパスタになった。
以上のように3つの要素がありますが、②と③は相反するので、①と② または ①と③ を満たすパスタを毎月1品ずつ詳細なレシピの作成と共にマスターすることが主な活動になります。
部長を含む部員の日々の部活動は主に下記の内容になります。
1年間続ければ12種のパスタがマスターできますので、友人・知人に振る舞うだけでなく、パスタ専門店を開くことも可能です。
① 毎月、その1ヵ月間で取り組むパスタを決めて調理に励み、その過程をタイムラインにて公開します。
② 毎月末には詳しいレシピ(パスタ麺の太さや銘柄まで指定)を部活ライブラリーに登録します。
③ レシピをもとに詳しくレクチャーし、なっとくの味になるまでサポートします。
④ 各自での入手が難しい食材がある場合は部長が入手して分配します。
(例:業務用のダース売りのパスタを買ってバラして各部員に送る)
※希望者かつ国内に限る
① 部長の試行錯誤を補助する(自由参加)
② レシピもとに練習し完全マスターする
毎月1回パスタ試食会を行います。
・日 時:原則として土曜または日曜日のランチタイム
・場 所:奈良県橿原市のキッチン付きレンタルスペース
・参加費:部員1000円(一般2000円)
7日間のお試し期間がありますので気軽に入部してください。