「怒り」のメカニズム。(怒りは二次感情です。)

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「怒り」の感情は一次感情ではありません。「怒り」は二次感情です。怒りの手前にある一次感情とは?それは「失望」です。失望=「がっかり」です。「がっかり」が先にあって、それがある一定ラインを超えてくると「怒り」になります。最初に「失望」があり、それからガッカリです。何でガッカリするのか?夫婦でパートナーに対して、部下に対して、上司に対してガッカリしてその後にイライラです。「失望」の手前に何があるかというと「期待」です。相手に対しての「期待」があって、期待通りにしてくれなかった時に失望します。「期待」が大きければ大きいほど、「失望」も激しく大きくなります。相手に対しての「期待」が大きければ大きいほど、それをしてくれなかった時、そうならなかった時に絶望して、失望」が、「怒り」に変わります。

怒りの延長に「じゃあやり返してやろうじゃねえかよ」というような争い事が生まれます。人間の心理は、昔も今も変わりません。争い事がなぜ起きるのかというと「期待」をしているからです。家庭内でのトラブル、人間関係の イライラには相手に対する「期待」があります。何で期待するのか?「こうであって欲しい」という、(直球で言うとコントロールしたい)相手にこういう人間になってもらいたい、自分の都合の良い様にしてもらいたいという期待=コントロール欲求です。これがあなたの「苦悩」の元凶です。相手をコントロールしたい、思い通りに動かしたいという思いがあればあるほど期待が膨らんで、この期待というのは大抵裏切られる様になっていますので失望します。この失望が膨らんでいって怒りになります。これが怒りのメカニズムです。この仕組みと本質が分かってくると、お金の本質が分かり、お金が受け取れる様になります。(続く)



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