5.ボードの機構作り・その2

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ミサイルのエネルギー部分をどう表現するのか?

自分たちで手作業で作る分には良いが、業者に頼んだ時にやってくれないような機構になってしまうと量産化することができないので、出来るだけシンプルな構造にしたい。

まずボード上のミサイルが動きにくくするために色々考えた。

・メモリに溝を付ける

→どうやって?ちょっと実現性が低そうだ

・色を付けたりメモリを読みやすくするために工夫する

→デザインの問題なのでこれはやるべきだろう

・ボードにメモリを描いているが、他の方法は無いか?

→メモリを入れた細長い紙を1枚目と2枚目のボードの間に挟んで、引き出す方式にする

→そもそもミサイル自体をそういう形状にしたら良いんじゃないか!?

カードにしていたミサイルの形状を大きく変えるアイデアが出たことで、一歩進んだ感じがしたが、そのミサイルを引き出しやすく、動きにくくするためにはまだまだ検討が必要だった。

やってみて気付いたことだが、ミサイルを1枚目のと2枚めのボードに挟むと、ボードを回す時にミサイルも一緒に動かないから無理だということが判明した。

そうなると2枚のボードを重ねただけだと上手く行かない。

文章だけだとあまり伝わらないだろうが、ミサイルを挟める用に2枚のボード、ボードを回転させるための一番下の動かないボードを重ねた計3枚のメインボードとなった。

これからも細かい改良が何回も行われることになるが、基本となる設計は完成した。

恐らくこんな機構は世界中でもかなり珍しいんじゃないだろうか。

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