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この本との出会い
この本と出合ったのは、Amazonでコピーライティ
ング関係のキーワードで検索していたときです。
少し場違いなようにも思いましたが、☆4.3で、評
価者は474人です。これは統計的に有為だと判断
して購入し、早々読んでみました^^ 高評価の人が
多いのには頷けました。「SNSでやってやるぞ」と
意識高い系の人は必読の書だと思います。
著者のゆうこすとは何者ですか?
「SNSアドバイザー」とか「モテクリエイター」と
いう肩書をもつゆうこす(本名:菅本裕子)が成功
体験をもとに語っている本です。
SNSはTwitterとYouTube、Instagramを中心に展開
して、SNSフォロワー総数250万人とか。その
うち8割は女性。年齢も10代から20代がほとんど。
私はゆうこすとのことは、この本を見るまで知りませ
んでした。なんでも、アイドルグループを脱退した
あと、SNSで活動を始めたそうです。
脱退直後、Twitterを始めて、炎上して男性中心の
フォロワーが一挙に2万人増えたそうです。この勢い
でイベントしましたが参加者はたったの3人だった
とか。
フォロワーとはいうもののアンチや半アンチが多かっ
たみたいです。「死ね」とか「お〇ぱい見せろ」とか
リプする奴ばかりだったといいます。
彼女の凄いところはこれにめげず、逆にファイトを
燃やしたところです。もともとアイドル目指すのです
からこの程度のことで負けていません。
もっとも、そのあと、料理アイドルとか試行錯誤しま
したが失敗です。それで本格的な「SNSアドバイ
ザー」とか「モテクリエイター」としての活動が始め
るわけです。成功物語のはじまりはじまり!
SNS成功のノウハウ満載
先ず始めにする重要なこと
SNSで情報発信始める前にすべきことがあります。
ハッキリしたビジョンを持つこと。何故このSNS
や分野を選んだのかとか、特徴は何かとかを
ハッキリさせるのです。そして、自分でワクワク
熱中できることが非常に重要です。彼女には、
ぶりっ子してモテる為に生きたいということでした。
彼女のように仕事にもつなげようという場合、
ことさらです。
そしてブランディング。彼女によれば、自分のこと
が、相手に伝わっていないと思う100倍ぐらい伝わ
っていないそうです。そこでブランディングが必要と
なりますが、まず、
・どんな主人公なのか?
・どんなストーリーなのか?
・どんな人に見てほしいか?
をよく考えることです。
さらに夢や願望だけでは不足で、「理由」や「想い」
が必要といいます。それらをキャッチ―な言葉で語ら
れるようにする。しかも、ブレずに分かりやすくする
ことが重要。でないとフォロワーが困ってしまいま
す。
そして名前もゆうこすに。これなら間違えられず
ハッシュタグも一つにできるという読み。
「モテクリエイター」とはゆうこすだけの肩書です。
彼女、ぶりっ子して「モテる為にいきる」のです。
SNSではユニークな肩書は考える価値ありです。
またファッションや化粧なども、当然活動範囲です。
その立ち位置も、芸能人がファンの何歩も先をいって
いるのに対し、ゆうこすは中間地点に身を置くと決め
たようです。この方がファンにとって親しみやすい?
「プロフィールがSNSを制する」とまでいいます。
プロフィールは本でいえば表紙に該当するもの。
投稿見て、フォローするかはプロフィールを
チェックしてからというのが多いそうですから。
なので、プロフィール1行目には発信テーマとメリッ
トを端的に、印象的に書くことを心がけたそうです。
また画像やアイコンも分かりやすいものにするのが
いいと。
主要テクニックいろいろ
ストーリー仕立ての発信。最終回に向け、途中や
どんな終わり方にするかも考えるわけです。
ストーリーですが、メルヘンチックにするのでは
なく、日常生活をストーリー風に捉えて、発信と
いうことです。
この目的のため、途中とか最終回とかにやるべきこと
をちゃんと計画します。事業家風なシッカリ娘ですね。
また、「丸く尖った」発信にも努めるとか。単なる
炎上では、トラブルのもとでマイナス効果です。
なので、その発信がどのような層に届くかも十分に
気を使うということ。
挑戦もします。挑戦しないとフォロワーに飽きられ
るとか。彼女は、コメントの数をバロメーターにして
いるようです。そして成功話の発信ばかりではありま
せん。失敗もあります。でも失敗したことを直ぐ発信
すると「共感」を得やすいとか。
発信には「共感」+「メリット」を常に念頭に入れて
いるそうです。でないとフォロワーが増えないとか。
発信に際し、ゆうこすが気を付けていることは、発信
は集約して1回で発信することです。何回にも分ける
とフォロワーが混乱しますから。
また、彼女の場合、音楽を聴いているとエモーショ
ナルな文章が書きやすいと言います。さらに歌詞は
共感、等身大、簡潔さ、熱量の要素が詰まっている
ので、使えることが多いとか。
発信者側のツールの使いこなし方
拡散を狙うならTwitterが一番。ちゃんと数値も出ま
すから、管理しやすいです。努力した結果が測れ、
改善もしやすいので、伸びやすいですよね。
YouTubeの場合、サムネが命。関連動画に含まれるよう
にすれば拡散できやすくなります。そこで、
YouTubeのタグですが、アップした本人以外見えません。
でも裏ワザをチャッカリ教わりました。PCのブラ
ウザでYouTubeを開き、動画の周りの白い所を
右クリックし、プルダウン・メニューの「ページ
のソースを見る」をクリックします。次にページ上
で検索窓を出すために「コントロール・ボタン」と
「F」キーを押します。
出てきた検索窓に「keywords」と打ち込むと出て
くるじゃないですか!ウプ主が指定したキーワード
が丸見えなんです。
これを上手く使うことで、関連動画に載せることがで
きやすくなるということです。
インスタグラムの場合、Twitterのような拡散機能は
ありません。代わりにタグを上手く使いこなします。
そこそこ人気のあるタグで、上位に入れそうなタグを
見つけることが重要です。
これは、検索ページでキーワードを入れるとハッシュ
タグも出てくるし、投稿数も分かります。個別に
タップして見てみれば詳しく分かります。これで
使えそうなタグかどうかを検討付けますよね。
SNSで仕事するには
フォロワー1万人を超えるとPR案件の依頼が増える
そうです。
でも注意すべきことがあるといいます、ゆうこすは。
なんでも受けていると逆に信頼度が下がってしまうと
いうんです。なので、ゆうこすはお金以外のメリット
がある仕事だけを受けるようにしているとか。
また、自分で、フォロワーの年齢層や性別などの
データを提供するようにしていると良いです。その
際、「いいね」が何件とか「買った」というコメ
ントが何件とか、などのデータも付けるといいです。
これは、セルフブランディングにもなりますから。
フォロワーは数だけ追うのではダメで、質が大事
です。
彼女によれば、フォロワーは5つに分けられるそう
です。何も知らない新規フォロワーから、段々と質
を高めて最上位にはコアなフォロワーやマニアがいる
という見方です。マニアともなれば、発信者の為に
時間やお金も使ってくれます。なので、彼女には
フォロワーを育てるという考えがあります。
これで、自分とフォロワー、そしてクライアントと
win-winの関係になればすばらしいことですね。
事業家としての姿
以上、簡単な説明をしました。詳しい話は本を
購入して読んでもらった方がいいでしょう。
でもこれまでの話でも、ゆうこすは事業家的な
展開をしていることは垣間見れます。この本、
単にゆうこすの成功物語ではなく、SNSを成功
させたい人には多くの学びがありますから。
何と言っても、フォロワーを多く持っている
ことはマーケティング上すごく強みになります。
実際、ライブコマースの試しても成功だったとか。
ライブコマースとは、生配信でフォロワーとの
コミュニケ―ションのなかで商品の販売をすると
いうもの。双方向性が非常に強く出ています。
今後、テレビ通販といい勝負にもなりそうです。
このような新規事業も簡単にできるところが、多く
のフォロワーを持つゆうこすの強みです。将来的
には、プロデューサーを目指すということのようです
が、なんか成功しそうな感じがします。