人間らしい力を取り戻す・呼吸セミナー前編

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3年前の【人間らしい力を取り戻す・呼吸セミナー】

【息苦しいは生き苦しい】

東京にニ度めの緊急事態宣言が発令されました。

そしてさらに私達は

人間として生き抜く力が求められています。

では生きる力とは具体的どんな力なのか

まず、それは…

『人間が元々持っている能力です』

人間が生きていくのに不可欠で外から必ず取り入れなければいけないものは

「栄養、水、空気」があります。

では、究極の条件では食事は何日食べずに生きていけるか?

同じく、水は何日飲まずに生きていけるか?

同じく、空気は?

食事は一週間程度はいけるかもそれない

水は3日くらいはいけるかもしれない

でも、空気は10分と保たない

つまり、最も重要なのは呼吸をすることである

健康のために食事制限をしたり、水をたくさん飲むことも重要だが、

きちんと呼吸をできるようにするのがまずやるべきことだ。

⭐️現代人はいかに呼吸ができていないか?

⭐️どうすれば呼吸ができるようになるのか?

体験しなければ呼吸ができていないことすらわからない

呼吸ができていないという事実を受け入れて初めて、 どうすれば呼吸ができるようになるかを考えられるようになる

では、呼吸について少しづつお話ししていこう

呼吸に関する書籍はamazonで検索すればいくらでも出てくる その多くは「気功・ヨガ」に関する「呼吸法」が多く見られる これから説明していく呼吸のお話は それらの「呼吸法」に関するものではなく、 呼吸の本質についての話である

まず初めに、呼吸はどこで行われているのか?

ご存知の通り「肺」である

この肺自体は空気を取り込んだり、吐き出したりする力を持っていない

その肺に空気を送り込むのが「横隔膜」だ

横隔膜は縮むと下方向に動き、肺に空気が送り込まれる

そして緩むと上方向に戻っていく。同時に肺から空気が押し出される

これが基本的な呼吸の仕組み。

ここから先は基本から少し外れたお話。

だけど順を追って考えれば単純なお話。

✳️肺の周りには肋骨がある

✳️肋骨の周りには筋肉がついている

✳️筋肉は使わなければ固まっていく

これは筋肉の基本的なルールだ

正しく呼吸ができている場合は肺は上下左右・全体に向かって広がる

肺自体は風船のようなもの

骨は伸び縮みするだろうか?

筋肉は伸び縮みするだろうか?

現代人の姿勢はどうだろう?

 背中は丸まり、肋骨の動きは出なくなる

その周囲の筋肉は固まったままだ

その状態で呼吸をしても本来の呼吸はできない

背中が丸まった状態で長く生活していれば、その状態で筋肉は固まっている

その姿勢で呼吸をしても本来の肺の機能は十分に使えない

呼吸の機能を取り戻さずに、「呼吸法」の練習をしても本来の恩恵は得られない

では、本来の呼吸の機能を取り戻すトレーニングをしていこう

⓵胸式呼吸を取り戻す

一般的には「良い呼吸法」として腹式呼吸を推奨されているが、

前述のように本来の呼吸ができていないので、まずやるべきは

「胸式呼吸」を取り戻すこと

実践。

肺を横方向に広げる

肺を上に広げる

きちんと空気を吐き切る

②肺の上下の広がりを取り戻す

胸式呼吸が正しくできるようになったら、次に「腹式呼吸」をできるようにする

腹式呼吸とは何か?

空気はお腹に入るのだろうか?

お腹に空気が入ったらそれはある種の病気になる

お腹に空気が入らないのに腹式呼吸とは?

肺を下に広げ

きちんと空気を吐き切ることを実践

③肺を全体に広げる

「全式呼吸」をする

肺を上下左右に広げ切る

力を抜いて呼吸をする

…呼吸とは

呼吸とは本来力んでやるものではない

肺とその周囲を柔軟にして、横隔膜を柔軟にして力まずにできるようになることが重要である

そして、胸式・腹式・全式の呼吸を自由に使いこなせること 胸式だけではダメだし、腹式だけでもダメだ まず最も重要な「呼吸」を取り戻してから、様々な「呼吸法」を取り入れてみよう

『生きる力を取り戻す・呼吸』

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