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多くの人は、知らず知らずの内に他人の評価に縛られ、誰かの期待に応え様として生きがちです。これは「自分の軸」を失い、他人の人生を代わりに生きている様な状態です。人生の終わりに多くの人が抱く最大の後悔は、「自分が本当に生きたかった人生を歩めばよかった」というものです。他人に媚びる生き方は、将来の大きな後悔を予約する事に他なりません。仏教では自分軸を持たない人を「風に揺れる草」に例えます。周囲に合わせて自分を変え続ける事は、一見平和に見えますが、自分自身を深く傷つけ、本質を見失う原因となります。職場の愛想笑いや、友人に合わせる些細な行動が積み重なると、次第に自分の本音や、やりたい事さえ分からなくなります。日常に潜む小さな媚びが、自己喪失への入り口です。他人の評価など「風」の様なもので、相手の気分や状況で簡単に変わります。そんな不安定なものに人生の舵を委ねる危うさを空海の教えは説いています。仏教には、「花はただ咲く」という言葉があります。花は誰かに認められようとして咲くのではなく、ただ自分の命を精一杯生きるために咲きます。人間も然りです。人間も本来、「自然の一部」なのだから、その様に在るべきです。Let it be.です。「吾唯知足」→「既に在る」が観えて来ます。
