心の地動説(唯識)

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現代社会は、お金、地位、人間関係、承認など、手に入れるべきとされる価値観で溢れています。これらを必死に追い求めた結果「自分は何の為に生きているのか」という空虚感に襲われます。成功しても不安が消えない。人生を「足し算」で捉えているからです。空海の教えの核心は、人生で真に大切な事は「ただ一つ」。それは外側の状況に左右されるものではなく、全ての枝葉を削ぎ落とした先に見えて来る、変わる事のない「本質」の自分に目を向ける事です。私たちは持つ事で満たされ様としますが、実際には、持てば持つほど失う恐怖が増し心が疲弊します。人生は「何をどれだけ持っているか」(足し算・do・天動説)ではなく、「自分軸として何が在るかbe」(在り方)=[引き算]です。この視点の転換が苦悩から抜け出す出発点です。この「引き算」(捨て身)=「サレンダー」=「インサイド・アウト」つまり、「現実は想いの万華鏡」です。

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