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目の前の1万円札を見て「お札だ」と認識したり、青空を見て「広い」と感じたりするのは誰か?色、形、そしてその価値という概念を、あなたは一瞬の隙もなく作り続けています。時間(過去・未来)や所有(持っている・いない)という判断も それを認識する「主体」がいて初めて成り立ちます。この「瞬時に世界に意味を与えている存在」こそが、エゴを超えた本来の自分です。あなたは受動的に世界を見ているのではなく、能動的に世界を定義し続けています。呼吸などの自然な行為の後に、「私は呼吸している」という思考や概念(言葉)を後付けするのがエゴです。エゴは、湧き上がって来たイメージや現象に対して「これは私の真実だ」という顔をして名前(ラベル)を付けます。あなたが「現実」と呼んでいるものは、実は内面で 瞬時に作られた投影にエゴが「解釈」を加えた「影」の様なもの。この仕組みを理解すればエゴが作った「深刻な現実」という物語に惑わされる必要がなくなります。世界は自分の「内面の投影」であり、自分自身がその世界そのものです。この「真実」に気づくと、世界には「自分しかいない」という感覚が訪れます。そこには、良いも悪いもなく、ただ「全ては完璧である」としか言いようのない宇宙の調和が見えて来ます。個別の「私」が世界の中で奮闘しているのではなく、「世界全体」が「私」という表現を通して動いています。この視点に立つことで、現実は、戦う対象ではなく、自分自身の現れとして愛でる対象へと変わります。これが「梵我一如」(自分=宇宙)の世界観です。
