煩悩百八つ減る気配なし除夜の鐘

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川の流れは、上流(未来)から流れて来ます。砂時計も同様に上の器(未来)から流れて来ます。もうすぐ新年を迎えますが、「来年」(未来)は、「来る」年と書きます。「去年」(過去)は、「去った」年と書きます。去年とは川の下流(過去)に流れ「去って行った年」です。そして、「過去」は、どんな「過ち」も、川の下流に向かって流れて行きどんどん自分から去って行きます。この様に「時間」や「運命」は、過去から未来へ流れるのではなく、未来から過去に流れて来ます。「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶ泡沫は、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と住処とまた格の如し(方丈記)。ご家族ともども清々しい新年をお迎えください。新年もよろしくお願い申し上げます。


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