自由の構造(メタ認知)

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「思考」=脳の自動運転。思考とは、意志ではなく“習慣”。脳は外部からの刺激に反応して自動的に“過去データ”を再生します。ほとんどの「思考」は、“創造”ではなく“反応”です。つまり、あなたが考えている様で、実際は考えさせられている。この回路は、何もしていない時に活性化し、自己反省・後悔・未来予測など思考の反芻を行う。マインドフルネスや瞑想がこの回路を静めるのは、「今ここ」への意識を通して反応のループを断つからです。思考は「厄介者」ではなく「波」です。多くの人は、「考え」を止めたいと願う。だが、「思考」は、「波」の様なものです。“止めよう”とすれば、波はかえって荒れます。必要なのは「波」に「気付く」ことです。「気付いた」瞬間、あなたは「波」の上に立ち、もう溺れてはいません。「思考」を止め様とするのではなく、俯瞰して「思考を観察する」事です。その姿勢こそ、「自由」への第一歩です。「観察者の視点」を育てることです。思考を客観的に眺める力を、心理学では「メタ認知」と呼びます。「私は今、考えている」と認識するだけで、脳は、思考の「自己同一化」から一時的に抜け出します。例えば、怒りの最中でも、「私は今、怒っている」と「気付いている」と言葉にします。すると、脳の前頭前野が活性化し、感情の支配が緩みます。この「観察者」の意識を磨くことで、「思考」は、“厄介者”ではなく「道具」になります。「思考」を止め様とするのではなく、「思考」を「観察する」ことで「自我の檻」から出て自由になることができます。


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