私たちは普段、「自分が何者なのか」、「どう生きたいのか」 を考えながら生きています。でも実は、ほとんどの人が “自分”を正しく認識していません。なぜなら、私たちが「自分」と呼んでいるものは、「思考」が作り上げた仮の姿（自我）だからです。「あなたは普段、自分に嘘をついて、仮面を被って生きています。」 社会の中で“よそ行きの顔”を被り、「こう見られたい」、「こうあるべき」と無意識に演じているうちに、本来の自分の声が聞こえなくなっていく。だからこそ、外側の世界で、どれだけ頑張っても 「心の満足」は得られないのです。■外側は見えるが、内側は見えない。お金、地位、名誉、評価…… これらは目に見えます。けれど、あなたの“内側”は目に見えません。外側を整えることは簡単でも、心を整えることは怖くて避けてしまう。なぜなら、そこには“不足”“欠乏”“恐れ”が隠れているからです。人は自分の中の空洞を見るのが怖くて、「もっと頑張れば埋まる」と思い込むのです。しかし、真実は、その逆。 「内側が整って初めて、外側が整うという順番（インサイド・アウト）です。」