諸法無我とは(本当の自分)

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「自我」(仮想の自分)は、固定された実体ではなく、脳の働きによる統合感覚(ゲシュタルト)です(脳科学)「本当の自分」(真我)は、「諸法無我」です。「時間」も幻です。時間は物理的次元ではなく記憶の連続性です。脳の主観的なものであり、脳のねつ造です。人間の脳は、常に「今」を創り続けています。過去は記憶の再構成であり、未来は、「予測と創造の産物」です。実際に存在しているのは、「いまここ」この瞬間(刹那)の体験だけです。これは、釈迦が、「過去」や「未来」に執着せず、「今に生きよ」と説いたのと通じます。

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