頑張るvs無常

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大切なのは「頑張ること」ではなく、緩んで「変わること」です。古い自分のままで居れば、人生の流れも古いままです。「頑張る」事より、「変わる」事の方が大切だと仏教は説いています。「変わる」とは、何かを捨てる事です。それは自分の中にしがみついている価値観です。こうあるべきだという思い込み(must, should)。頑張らなければ認められないという幻想を一つ一つ手放して行く事です。なぜ、「変化」が本質なのか? 「変わる」ことによって、人生が自然に動き出すからです。「頑張る」ことの限界は=努力には「自分は変わっていない」という本質があります。種を蒔く土壌が乾いていれば、良い種を蒔いても芽は出ません。水や光がなければ努力は実りません。自分自身の土壌(内面)を変える事が出発点です。変化(無常)こそが、新たな芽を生む大前提(在り方)です。多くの人は、結果が出ないと、「もっと頑張らねば」と考えますが、でもそれは、今の自分を前提にした「変わらない努力」です。自分と言う「枠」の中で、努力し続ける限り、可能性は限定的です。大切な事は、その「枠」を外す事です。「諸行無常」です。努力不足ではなく、「変化不足」です。


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