「あなた」は何かを求めて生きて来ました。幸せ、成功、愛、知識、、などの「満たされ無さ」（不足感）に背中を押されて外の世界を探し求めて生きて来ました。でも、どんなに手に入れても満たされる事はありません。その理由は、あなたが「本当の自分」を見失っているからです。この瞬間もあなたは「私」という感覚を持って生きています。しかしその「私」とはいったい何者なのか？この問いこそが、あなたを本当に自由にする唯一の扉です。あなたは求めていた何かを手に入れても何か満たされないモノを感じます。それはあなた自身が、自分を見誤っているからです。多くの人は自分自身を「自分ではない物」と同一視（錯覚）しています。（例；私は主婦です。母です。）これらは単なるあなたの役割です。あなたの「本質」ではありません。あなたが棺桶に入る前に知っておくべき大切な事。それはあなたの「正体」（自分とは何か）です。自分を上手くやる義務（must,should）を負った自分は居ません。これが解るだけで、あなたは救われます。何故なら、自分が上手くやる「義務」（頑張る。must, should）という思い込みが、「不幸の正体」だからです。「自分とは何か？」、「自我」（思考）は自分ではありません。多くの人が、「自我」を自分と自己同一視（錯覚）しています。これを理解するだけで、人は救われます。（つづく）