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あなたは普段、自分の意識がどこに在るか考えもしていません。これが「苦悩」の始まりです。何かが起これば目を覚ます。何かをする前に目を覚ます（気づき）。これを意識せずに生きていれば、あなたはただの無自覚な奴隷です。眼前の出来事に振り回されて一生が終わります。これが今まさにあなたがやっている事です。出来事に流されて終るのではなく、目を覚ます。あなたが現実に対して受け身である限り何も変わりません。現実を構築する視点を持つ必要がある。「現実」とは、起こった事でも、これから起こる事でもない。一度切りの「今この瞬間」（刹那）です。過去は記憶データです。未来の不安は想念（情報）です。「現実」とは、フィルムの「一コマ」です。あなたが生きているのは「いまこの瞬間」＝「いまここ」だけです。
