時間の正体(仏教と量子力学)

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紀元前6世紀、釈迦が菩提樹の下で到達した悟りの内容が現代の量子物理学と完全に一致しています。釈迦の悟りの核心は「一切皆空」という教えです。「全ての現象には実体がない空虚なものである」という意味です。量子物理学の「物質は観測によって初めて存在する」という発見と完全に同じ内容です。釈迦は2500年前に「物質も時間も人間の認識が作り出す幻想である」事を看破していました。「因縁生起」(縁起)という概念です。これは、「全ての現象は相互に依存して成立している」という理論です。量子物理学の「量子もつれ」現象と驚くほど似ています。「縁起」とは、「独立して存在するものは何もない」。これは、「量子もつれ」した粒子が距離に関係なく、瞬時に影響し合う現象の本質を表しています。さらに驚くべき事に、釈迦が説いた「諸行無常」の教えは、現代の時間研究と完全一致します。「諸行無常」とは、「全ては変化し続けており、永続するものは何もない」という意味です。これは、「時間」が、連続的な流れではなく、瞬間瞬間の変化の連続である事を示しています。釈迦の「三世」という概念も量子物理学と一致します。過去世、現世、未来世、は同時に存在し、互いに影響し合うという教えは、量子力学の「無限可能性場」(全ての可能性が同時に存在する)という理論そのものです。

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