人生攻略法

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ブッダが見つけた心の仕組み。反応こそが苦悩の出発点です。「諸行無常」万物は変化流転し永遠不変の実体はありません。「諸法無我」独立した私(個)という実体も存在しない。一切皆苦(この世のあらゆる存在は本質的苦しみを含んでいる)「苦しみ」の根源は、心の反応と執着です。その心の反応の奥底には「求める心」がある。快楽を求めて止まない心や承認欲求などです。そこから嫉妬や劣等感、不満が生まれます。そして妄想のループに囚われます。過去の失敗を悔やんだり未来への不安を想像したり、まだ起きていない事に心配します。頭の中の勝手な物語こそ人を苦しめる根源です。こうあるべきだ(should)。こうあらねばならない(must)という思い込みや判断は只の妄想です。それが叶わない時に深く傷つきます。それではどうすればいいのか?仏陀は心の反応を止め執着を手放す為の具体的な実践方法を教えています。先ず自分の心の状態を客観的に観察して理解することです。感情に飲み込まれるのではなく、客観的に捉える習慣をつける。例えば、今、私は「イライラしてるな」と心の中で言葉にして「ラベル」を貼る事です。事象に反応するのではなく、受け入れて、ラベルを貼って終わりです(顕在化)。そして、流すのみです。(抵抗しない)ことです。これだけで心の荷は軽くなります。(抵抗すると執着と成って尾を引きます。)


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