失敗を許す生き方

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人は何かに取り組む時、「間違える、失敗する、無駄をする、遠回りをする、迷惑をかける、期待に応えられない」これらの事を避けようとします。なるべくこの様な事が未来に起こらないように、「ちゃんとする」「失敗を許さない」などと、未来をコントロールしようと無意識にやっています。これは、ずっと緊張しっ放しの生き方です。この様な「結果」を許さない生き方をすると、その弊害は結局は自分が最も「望んでいない結果」を味わう事になります。何故か?成功する自分は認めるが、失敗する自分は認めない・見たくない。望ましい結果だけ肯定して 望まない結果は否定する。太極図の片方の「陰」を無いものの様に扱うと、「自然の調整作用」に依って、自分に取って望ましくない=拒み続けていた現象をわざわざ見せてくれます。 起きて欲しいことばかりにしがみついて、起きて欲しくない事を拒絶していると、最終的にはその起きて欲しくない出来事が必ず現実化します。(宇宙の裏返し構造)。するとそれにガッカリして、もっと頑張ります。するともっと緊張します。すると、もっと失敗します。ならばどうすればいいのか? それは、望む結果も、望まない結果も両方とも受け入れ「全許可」することです。間違ってもいい、失敗してもいい、期待に応えられなくてもいい。全て許可してあげる。⇒すると心が緩んで、「楽しめる。アイデアが湧く。視野が広がる。能率がアップする」と言う様に、物事がスムーズに行くようになります。

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