本当の自分とは「無分別智」

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この宇宙の仕組みは「二層構造」です。この「階層構造」を知らないと人生は死ぬまで苦しいままです。終身刑の檻です。「分別」(二極性)と「無分別」の世界があります。桜は咲いたら必ず散ります。自然の摂理は「無常」(変化)です。人間も自然の一部です。「諸行無常」です。生まれたら必ず消滅します。「生と死」はセットで「ひとつ」です。無常(変化)があるのみ。人間だけが、この「無常」に抵抗します。死にたくないと。。。これが「自我」(執着)です。この「自我」を自分だと勘違いして後生大事に抱えていると重くて辛い人生になります。この階層性(二層構造=砂時計)に気が付くと「自在性」(自由)が得られ、視座の上下移動(メタ認知)によって、誰でも劣等感・コンプレックスから脱出できます。視座(抽象度)によって見える景色(現実)が変わります。これが次元上昇やパラレルワールド・自己変革の仕組みです。自由(幸せ)への第一歩は、自分の「思考」(分別=二極性)は、「本当の自分」ではないと気付くことです。そう気付くと、「思考」(分別)を客観的に眺める事が出来る様になります。「思考」(分別)を客観的に眺めると、高次の意識が活動を始めます。「思考」を遥かに超えた果てしない「知性の世界」が在る事や、思考(分別)はその極小さな一面に過ぎない事に気付きます。さらに、「本当に掛け替えのないもの」が見え始めます。それは、「思考」(分別)とは別の源泉から湧き上がる「美しさ」、「愛」、「創造性」、「至福」、「心の平安」安堵です。その時、あなたは「私はやっと目を覚ましたのだ」と思うと思います。「悟りを拓くと人生はシンプルで楽になる」 エックハルト・トール著


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