道(タオ)

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【道】(無為自然)とは、自然の運航に逆らわず宇宙の流れに沿う生き方。多くの人が努力や行動で突破しようとしますが真逆の在り方です。頑張る事を手放した者だけが手にする生き方。頑張らないという選択は、逃避ではなく宇宙の流れと重なる最も進んだ智恵。お金の問題や人間関係の苦悩は流れに逆らっている時に起きます。宇宙の支援は既にあなたの手元に降りている。それは頑張る人ではなく、流れに身を委ねる人に届くよう設計。あなたが受け取っていないだけです。老子は、「道」を言葉で定義する代わりに自然の営みの中に姿を見出す。朝日が昇る事。花が咲いて枯れる事。川が山から海へ流れる事。誰も指示していないのに全てが自然に動いています。その背後に流れている見えない自然の摂理こそが「道」です。私達人間はいつも何かを起こそうとして力を使っていますが、自然は誰にも頼らずただ淡々と進んでいます。それが宇宙。自然の理(ことわり)。自然は努力せず変化し、調和し、循環しています。人間も自然の一部です。人間の魂にも本来備わっています。だから老子は「道」に従う事を哲学ではなく、生き方として根源的な在り方として説いた。「道」とは、時間的なゴールではなく、「いまここ」に流れている「自然の摂理」。未来へ向かって歩く為の「道」ではなく、既に「ここ」に在る摂理です。空気や重力の様にあなたの内側と外側に同時に存在しています。多くの人は、宇宙の中心は外に在ると思っていますが、全ての中心は自己の中に在りますということは、努力して何かを得るのではなく、自分の内側を整えることで自然に流れに乗れるということです。人間一般的な常識は直線的・目標達成型の生き方は短期的には効率的に見えますが、「道」(タオ)は、循環的なゼロ点エネルギー場。「無為自然」とは「宇宙の流れと一体になり、自然に任せる」という生き方。



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