自分(存在)とは何か?

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私達は時間軸でも意味軸でも空間軸でも、いつも「横軸」で考えています。横軸に気を取られているせいで、「いまここ」に居ません。そして、「何だか落ち着かない」・「休まらない」・「不幸だ」・「どこかにもっと幸せがあるはずだ」という体感です。「横軸」ではなく、「縦軸」(メタ)に生きる。「縦軸」で「いまここ」の縁起世界を丁寧に楽に生きる。「いまここ」で「あるがまま」意味付けをしない。比較の上で割り出される「いま」(分別)ではなく、「私」という主語も忘れて「いまここ」この瞬間の無分別に任せる。これが、「いまここ」であり、本来の私が唯一体験できる「縁起」です。「横軸」を止めて、「縦軸」(メタ・抽象度)に気付く。「いまここ」に「在れば」、全ては最初から「既に在り」、心が休まり、安堵して、落ち着き、幸せを感じられます。「今」というと、前後に一直線上に伸びている過去→現在→未来の線の上での「どの地点?」という感じで、自分がその線上を横向きに動くイメージしがちです。が、私たちは「いまここ」しか体験できない。という事は、究極にシンプルに捉えれば、実は、「今という刹那」しか存在しない。「自分」とは「いま」という「場」そのものです。(縦軸思考)


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