アイフォンと枯山水(スティーブ・ジョブズ)

|

スティーブ・ジョブズは、多大なる禅の影響を受けておりその具現者です。その究極の「引き算」の美学=「捨てる」哲学を具現化したものが、筐体表面から、ボタンを すべて削ぎ落とした「アイフォン」であり、「アイパッド」です。(引き算の哲学)最先端の量子力学がやっと2500年前の釈迦の悟り「縁起」に近付きつつあります。「0」零は、「何にも無い」という概念です。「何にも無い」=「全てある」(0=∞=1)という理論が最新の量子力学で解明されつつあります。あなたの「何かが足りない」と言う、その「不足感」・「欠乏感」は果たして本当か?「枯山水」は、水を「無化する」(捨てる)ことに依って、石と砂だらけの空間(庭)に、「豊かな水流」を見せています。小林正観さんの言葉を借りれば、「宇宙の仕組み」は裏返しの二重構造」(メビウスの輪)だそうです。 「我」を捨てる=無化すると、「大いなる存在」(真我・ほんとうの自分)に出逢えます。 「因縁生起の真理に依って、天空瞬く星々から宙を舞う一塵まで、 全ては、「縁」でそこに在る」。(寂静禅)これが、宇宙の仕組み=「縁起」です。


コメント0

お気に入りに追加しました お気に入りから削除しました