歎異抄と仮想現実

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世界の名著「歎異抄」は、「煩悩具足の凡夫・火宅無常の世界は、万(よろず)のこと皆もって、空事・たわ事・真実あること無きに、ただ念仏のみぞ誠にて在します」と、眼前の「現実」(3次元物理空間)は、「空事」・「戯言」だと言い切っています。これを別の言葉で言い換えると、目の前の「現実」は、「仮想現実」だと言っています。最先端の「量子力学」も、鎌倉時代に書かれた「歎異抄」も、1600年前に書かれた「般若心経」も、一世を風靡したジョン・レノンの「イマジン」も、眼前の現実は、幻(仮想現実)だと詠っています。

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