自分の取説

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あなたは「自己の取説」無しにこの世に生まれて来ました。あなたは恐らく「自分の考え」を持っていると考えています。しかし、実際はあなたの考えは「植え付けられたもの」です。あなたは自分の行動をコントロール出来ていると思っていますが、実際には自分の行動だけでなく「思考」さえもコントロール出来ていません。あなたは自分の頭で考えていない愚か者です。そこであなたに覚醒して頂く為に「世界の仕組み」と「実際には何が起こっているか」「何を信じて生きて行けばいいのか」を説明します。あなたは何も分かっていません。先ず 現実は、あなたが想像している様なものではないという事実から解説します。現実は「玉ねぎの皮」の様に多重構造です。今のあなたは二層しかなじみがありません。「内側」と「外側」です。それはアナタが住んでいる「物理的な世界」と、夜、眠っている時に見る「夢の世界」(情報空間)です。「現実」というのは、「起こった事」でも「これから起こること」でもありません。一度きりの今この時点でのこと「中今」です。現実は一瞬だけ存在します。あなたは自分のバカげた夢も、哀れな人生も、コントロールしていません。何故ならそれはあなたが眠りに落ちているから。そしてそれらをコントロール出来る事にすら気が付いていません。眠りに落ちているとは何か?あなたは「内側」と「外側」の二つのスクリーンを持っていて「意識」というものを持っています。「意識」は、内側又は外部スクリーンに在って、その中間にはほとんど居ません。だから、あなたは常に眠っています。(つづく)

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