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「悟りの本質」とは、「思考は私ではない」に気付くことです。「私」(真我)というのは、肉体や感覚、心理的な現象を超えた、個人個人の本質的な自己(魂)のことです。人間は、「私」の本質を理解する事によって、苦しみや輪廻から解放されます。つまり、「私」(自我)というのは、あくまで、自分の身体から見る人生を観測している「傍観者」仮想であり、「感覚」や「思考」なんていうものは、肉体に紐付いた「現象」に過ぎません。それを上空から俯瞰し、観測している「魂」の様なモノが、「本当の自分」(真我)です。「本当の私」は、身体の外側から観測している「大きな存在」です。「本当の私」という本質、「大いなる存在」を知ることで、あらゆる「不幸」や「苦しみ」から解放されます。これが「悟り」です。そもそも「私」(個)などというものは、存在していなかったという事です。(諸法無我) これが腑に落ちれば、心が軽くなります。幻を幻と認識出来れば、幻から解放されるからです。ほとんどの人(99%)は、「自我」という幻を「自分」だと錯覚して生きています。