なぜ現実を変えるのは難しいか?

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「思考」(顕在意識)を「自分」だと思っている私たちは、「思考」のいう通りにする事が人生を良い方向に導くものだと信じて生きています。常にどうしようかと思考します。それが習慣となって常に「思考」で頭の中がいっぱいです。休む事がありません。実はその「思考」こそが、私たちの人生を邪魔する元凶です。「思考」は無意識の中にある記憶が再生して起こります。「思考」はあなたが新たに考えたものではなく、過去の記憶の再生によって生まれます。つまり私達は常に過去の「記憶」を参照して生きています。過去の記憶にネガティブな事が多ければ、当然の事それが再生されネガティブな人生になります。人生を変える為に「成功法則」等の書籍をたくさん読んで取り組んでもほとんど上手く行く事はありません。何故なら、内容のほとんどが、表面的なものに過ぎないからです。つまり、「私は誰か?」「自分とは何か?」という本質を無視しているからです。あなたが「現実」と考えている世界は、あなたの内面世界が外面世界に現れたものです。外側(現実)は内面が、鏡のごとく映し出されたものです。(現実は想いの万華鏡)その根本を無視している為その鏡に映ったもの(虚像)を行動で変化させようとします。本末転倒です。例えば「すぐに行動する」「目標を設定する」「情報を集める」「達成日時を明確にする」など当然であり常識だと思い込まされています。それらは真実でも事実でもありませんが、あたかも真実であるかの様に、刷り込まれています。洗脳です。鏡に映し出されたものではなく、鏡に映し出される前のもの自体を変えない限り、現実を変える事は難しいです。鏡に映ったもの(外側)ではなく、鏡の前の(あなたの在り方)を変える必要があります。(心の地動説)


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