#6 Get started with Unity 2

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【ゲームを作ろう】#6 Get started with Unity 2

 前回は3つある基礎コースの最初のミッションであるGet started with Unityの「プロジェクトStart learning」まで終了しました。今回はもうひとつの「プロジェクトStart creating」を進めていきます。

1. Get started with the Unity Hub

 ここでは、Unityのプロジェクトを作成する前に必要なUnityHubについて学びます。

 (1) Unity Hubとは

  Unity Hubは、作成したプロジェクトを管理したり、Unity Editorのバージョン管理をするツールです。

 (2) Unity Hubの機能

   Unity Hubの機能(Projects tab、Learn tab、 Community tab、Installs tab)の説明があります。 

 (3) Unityのバージョンについて

  Unityは常にバージョンアップをしているので、バージョン管理を行う必要がある。リリースされるものには、Long-Term Support (LTS)版と評価版(アルファ、ベータ等)があります。

 (4) 別のバージョンのUnityをインストールしてみよう

   2021.2.3f1をインストールしてみました。

 (5) モジュールのインストール

  モジュールはUnityに加えることのできる追加のコンポーネントです。ここではWebGLをインストールします。

 (6) テンプレートについて

  Unityでは、様々なセッティングや機能(チュートリアルも含む)が含まれるテンプレートを使うことができます。例えばこれまでここでやってきた、Microgameもテンプレートの一つです。

 (7) New Projectを作成しよう

  Projects tabの「NEW」ボタンを押し、WebGLをインストールしたバージョンのUnityを選択。テンプレートは「3D」を選択してプロジェクト名を「Essentials 3D project」にして「CREATE」ボタンを押して新規にプロジェクトを作成すしよう。

2. Get started in the Unity Editor

 ここでは、Unity Editorを使ってUnity Projectと3Dシーンを最初から構築していきます。その後、GameObjectを扱ったり様々な操作をしていきます。

 (1) 概要

  Microgameで扱ったような予め用意されたゲーム素材ではなくて、ここでは空の状態からプロジェクトを始めていきます。

 (2) 始める前に

  プロジェクトを始める前に、まずはUnity Editorの基礎を学びましょう。

  https://learn.unity.com/tutorial/explore-the-unity-editor-1#


 シーンビューとゲームビュー

 シーンビューは画面中央上部にあり、ここでゲームの画面を作成していきます。デフォルトの設定では、ここにゲームビューも別タブで表示されており、ゲームのテストをすることができます。

 シーンは最低1つ必要ですが、厳格なルールはありません。追加したシーンはプロジェクトウィンドウのシーンフォルダに格納されています。

 ヒエラルキーウィンドウ

 ヒエラルキーウィンドウは画面左にあり、シーンビューに加えられたGameObjectを階層構造で確認することができます。

 プロジェクトウィンドウ

 プロジェクトウィンドウは画面下部にあり、作成したプロジェクトで四王可能なすべてのファイルを確認することができます。プロジェクトウィンドウはファイルエクスプローラーのようにフォルダで構成されています。ここからドラッグアンドドロップでシーンビューにファイル(アセット)を挿入することができます。

 インスペクターウィンドウ

 インスペクターウィンドウは画面右にあり、GameObjectの詳細な情報を確認したり、設定することができます。

 ツールバー

 画面上部にあるツールバーでは、ツールを選択したり、レイアウトを変更したりすることができます。「最初のうちはデフォルトのレイアウトをおすすめします」とのこと。

 ハンドツール・・・選択とカメラ位置の切り替え

 ムーブツール・・・選択とポジションの変更

 回転ツール・・・選択と回転

 スケールツール・・・選択とサイズの変更

 Rectツール・・・主に2D要素の拡大・縮小

 トランスフォームツール・・・選択したオブジェクトの移動、回転、リサイズ

 キーボードのQWERTYの順にツールを切り替えることができる。

 シーンでの操作

 シーンビューでは視点を操作することができます。

 Pan(パン)・・・Handツールを選択しクリックアンドドラッグでカメラの位置を変更できる。

 Zoom・・・Alt/Optionキーを押しながら、マウスのスクロールホイールを前後したり、あるいは、右クリックでシーンビューをドラッグするとズームイン・アウトができる。

 Orbit(オービット)・・・Alt/Optionキーを押しながら、左クリックしてドラッグすると、現在のピボットポイントを中心とした軌道を描きます。このオプションは2Dモードでは使用できません。

 Focus(フレームセレクト)・・・GameObjectを選択している際にFキーを押すと、対象オブジェクトがフォーカスされます。

 Flythrough mode・・・マウスを右クリックした状態でキーボードのW/A/S/Dで左/右/前/後、Q/Eで上/下、Shiftキーをホールドするとより早く移動できます。Flythrough modeは2Dモードでは使用できません。

 (3) UnityEditorの印象

 ここでは、何人かのクリエーターが最初にUnityEditorを見たときの感想を動画で見ます。ちょっとずつやればいいんだよね。

 (4) シンプルな3Dオブジェクトの作成

  Unityではプリミティブと呼ばれる立方体、球、カプセル、円柱、平面、クアッドからなるオブジェクトをシーンビューに追加できます。ヒエラルキーウィンドウの何もないところで右クリックして、3D Object > Cubeを選択すると立方体がヒエラルキービューとシーンビューに追加されます。

 その他のプリミティブオブジェクトは以下を参考にしてください。

 https://docs.unity3d.com/Manual/PrimitiveObjects.html?_ga=2.103170880.1522679060.1637469950-1372485332.1637469950

 (5) UnityEditorで練習してみよう

• ヒエラルキーウィンドウでCubeを選択する。

• Cubeをフォーカスしてからズームアウトする。

• ムーブツールをつかって水平(X軸やZ軸)に移動する。

• 同様にもう一つのCubeを追加する。

• 2つのCubega向かい合うように視点を変更する。

• スケールツールを使って、Cubeを正方形から長方形に変更する。

• Pan、Zoom、Flythroughを使って視点を変更する。

• Orbitを使って視点を回転させてみる。

3. Get started with the Package Manager

 パッケージにはUnity Editorの様々な拡張機能が含まれています。このチュートリアルでは、Unity EditorのPackage Managerについて学びます。Package Managerは、Unityプロジェクト内でパッケージを追加・管理するために使用します。

 (1) 概要

 このチュートリアルでは、後半の方で役立つパッケージをインストールしていきます。

 (2) パッケージとは

 パッケージとはUnityの機能やアセットのセットで、様々な機能を一つにまとめることで他のプロジェクトでも使うことができます。

 (3) パッケージマネージャーの開き方

  UnityEditorのWindow > Package Managerから呼び出せます。パッケージは自分でカスタマーレビューしたりサードパーティのを利用できます。

 (4) in-projectパッケージを見る

 パッケージマネージャーの画面左上から「in-project 」を選択すると、このプロジェクトで使われているパッケージを見ることができます。あるプロジェクトでデフォルトで設定されるパッケージはテンプレートによって異なります。 ここでは「WebGL Publisher」パッケージをインストールしていきますが、画面左上から「Unity Registry」を選んでそこから選択して右下の「Install」ボタンからインストールします。

 (5) アセットを確認する

 パッケージマネージャーの画面左上から「My Assets」を選択すると、インポートしたアセットを確認することができます。アセットはストアから購入することもできます。

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