噓の構造(原理)

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あなたは嘘をついて罪悪感を感じたことありますか?わたしはあります。私たちは大抵は「嘘をついてはいけない」と教わっています。そもそも私たちはどうして「嘘」をつくのでしょうか?その理由とは?それは「言葉」の世界に住んでいるからです。あなたは「事実」の世界に住んでると思っていますが、それは違います。あなたが事実と思っているものは「言葉」で写し取った「虚像」です。しかし無意識にやっているので気付きません。あなたが認識しているのは「事実」ではなくて「言葉」の方です。あなたは「言葉」で作った「仮想現実」(虚像の世界)に住んでいます。 「言葉」(仮想)では「事実」を認識出来ません。だから事実を「言葉」で写し取る時、「嘘」が入ります。どれだけ正確に事実を表そうと思っても「言葉(道具)は、言葉(道具)でしかない」です。(仮想現実の仕組み)「 事実」(真実)を、「言葉」(思考=道具)で表わす時には、必ず矛盾が生じます。これが「嘘」の原理とメカニズムです。「嘘」は、「言葉」と「事実」の隙間を埋める緩衝材です。私たちは「嘘」(隙間)によって苦しめられる事もあるし、世界を広げていくこともできます。


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