コピーライティングの基礎「ブレインダンプ」

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コピーライティングではことさら重要視されている

ブレインダンプの話をします。

やり方はいたって簡単で、知ってる人は多いと思いますが、

意外と意味とか効果について軽く見ている人も多いような

気がします。

なので、改めて、説明したいと思います。

ブレインダンプ

先月、

「2022年に成功したい人はブレインダンプを実践すべし!」

と、マーケティング会社の社長が合宿の集客をしてました。

その社長が富を得た「秘訣」とまで言うんです。

なにしろ、十数年前、数年で億万長者に成り上がることが

できたのはブレインダンプをやったお陰とまで言うんです。

霊験あらたかなブレインダンプについて再認識しましょう。

ブレインダンプって何か?

そもそも、ブレインダンプとは、

頭にあることを紙に書きだすことです。

もちろん、テーマを決めて、それに沿ってです。

カンタンですよね。

よく使われるテーマは、

・やりたいこと(欲しいもの)

・やるべきこと

・やりたくないこと

・できること

の4つが定番です。

テーマに沿った書き出し方

1つのテーマについて、これでもかこれでもかと

頭を絞って絞って言葉を書き出すのです。

意識すれば20個くらいは出てくるといいますが、

これでは少なすぎます。無意識の分もしぼり出して、

全部合わせて少なくとも40くらいにするのです。

これをウンウンうなりながら10分くらいやります。

なので、4つのテーマで40分から1時間を要します。

これをやると脳みそがかなり疲れます。

が、脳みそが空っぽになったような気がします。

これがいいんです。気分良好です。

これを2週間に1回とか、1月に1回とかやるんです。

ブレインダンプの効用を知っている人たち

そういえば、和佐大輔も最初のネットビジネス大百科に

収録されていたセミナーの音声でやっていました。

セミナー生に無理やり100個200個キーワードや

何でもいいからアイデアを出させていました。

絞り出すというのは、心の底からと言うことでしょうね。

和佐大輔の成功の秘訣は、案外、自身でもブレインダンプを

やっていたためかもしれませんね。

和佐に限らず、名の知れたコピーライターはみなススメます。

このカンタンな方法ですが、コピーライティングにも

大事だということでしょうね。

それは、頭の中の雑然とした情報を吐き出して整理した

というだけのものじゃないからです。

深く人間心理の刺さる文章を書かないといけませんからね。

スゴイ効果1―「サイレント・マジョリティ」

ブレインダンプは意識したもの、つまり

顕在意識のものだけではなく潜在意識にあるものも

出します。

これが重要なのです。

潜在意識に眠っているキーワードって、もしかして

「サイレント・マジョリティ」かもしれないのです。

「サイレント・マジョリティ」であれば、多くの人が口には

出さないけど共通してもっていることなんです。

これを的確に捉えていれば、大成功のコピーライティング

書けます。間違いないです。

あのストーリーライティングの新田祐士もこの重要性を

説いています。

なので、ブレインダンプは「サイレント・マジョリティ」を

探す有力な方法ということです。

効果2―無駄なことをキレイに整理する

「起業家はアイデアマンではダメ」と、あるコンサルタントが

言っていました。

これは行動を伴わないアイデアはダメということです。

同じことはコピーライターにもいえます。

アイデアばかり出していては支離滅裂と思われてしまいます。

新しいアイデアが出て、実践し、成功する人が立派なのです。

でも大部分の人は、たくさんアイデアを出し、迷うんです。

結局、行動しないから、周囲の人に「口だけだ」と

失敗者の烙印押されるんですよ。残念ですよね。

この罠に落ちないために、ブレインダンプが役立ちます。

先のテーマの「したいこと」がいろいろあっても、

「やるべきこと」でふるいをかけます。

さらに「やりたくないこと」で絞り込みをすれば、

「できること」が一層精緻になるということです。

そして、「やりたいけどやらない」というものを除きます。

そうすれば、行動するうえで迷いはないはずです。

周囲から「口だけ」のそしりを免れることができます。

これ大事ですよ。

効果3―習慣化の有力ツール

「進歩や成長は習慣から生まれる」と、偉い人が言ってました。

何事も続かないと新しいことは生まれないし、進歩・成長も

ないということです。

ブレインダンプで絞り出てきたことを実践して成功するには

習慣化が必要です。

たまたま偶然上手くいった一発屋じゃあ、次には結果は出せません。

つまり、快挙とか思ったのはマグレだったと思われてしまいます。

習慣化するには、新しい「やりたいことでできること」を実行

すればいいのです。

ある習慣コンサルタントによれば、30日続ければ習慣にできるそうです。

また、前出の新田祐士によると21日とか。

いずれにしても、大した日数じゃないですよ。

その気になれば習慣にできるということです。

つまりブレインダンプをして「したいことやできること」を

習慣にして、一歩も二歩も前進して成長するんです。

すごいじゃないですか。

以上ですが、例の社長はこれをやるのとやらなのとでは

年収で10倍以上の差がつくとまで言い切ります。

こんな簡単な、紙に頭にあることを絞り出すだけです。

無意識もコントロールできるのかもしれません。

その結果、素晴らしい効果が出てくるということです。

なので、やりましょう。

あなたの未来の為に。

(敬称略)

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