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「思考」は、「本当の自分」ではありません。「思考」は、「偽の自分」(自我)によるものです。「思考」を鎮めることが出来ると「大いなる存在」と繋がり「本当の自分」が見えて来ます。日常の中で、「思考」が騒ぐ時間を少しずつ減らして行く(意識する)と、徐々にこの時間が増えて行きます。先ずは、その入り口を開ける事が重要です。それは簡単です。「思考」が、「本当の自分」ではないことを認識する事で扉が開きます。「大いなる存在とひとつである」という感覚が得られない原因は、自分の思考を「本当の自分」だと思い込んでしまうことです。この「思い込み」の為に、思考はコントロールが効かなくなり、勝手に暴走しています。自分の意志で「思考」に歯止めが掛けられないのはたいへんな苦痛です。しかし、この思考習慣が根深く染みこんでしまっていますので、それがごく当たり前の事だと割り切っています。この思考の騒音が、「大いなる存在」とひとつになって「心の平安」を妨げています。そして、「思考」は不安や苦悩をこしらえる「偽の自分」(自我)をでっち上げます。「思考」(自我)が、あなたの「苦悩の源流」です。(エックハルト・トール) それでは、この「苦悩」を軽減するには、どうしたらいいのでしょうか?(つづく)