PCRでノーベル賞を受賞したキャリー・マリスの自伝

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今やノーベル賞は

そのノーベルの思惑から外れ

ダイナマイトを開發した者にこそ贈られる賞になっていることは

昨年の受賞者を見ても明らかです

『マリス博士の奇想天外な人生 (ハヤカワ文庫 NF)』(キャリー・マリス) のみんなのレビュー・感想ページです(52レビュー)。作品紹介・あらすじ:DNAの断片を増幅するPCRを開発して、93年度のノーベル化学賞に輝いたマリス博士。この世紀の発見はなんと、ドライブ・デート中のひらめきから生まれたものだった!?幼少期から繰り返した危険な実験の数々、LSDのトリップ体験…
ウイルスに感染するには一定以上のウイルス量が必要で
キャリー・マリス發明によるPCRは
感染には至らない量以下どころか
斷片でさえも見つけ出すことができるもので
これを感染症の判斷に使ってはいけないというのが
開發者の意見でした

その樣相が一變するのが
マリス博士の亡くなった翌年からで
COVIDー19が世界で發見され續けることになり
世界はパニックに陷りますが
私たちが見せられていたのは
實際には誰も發見した者のいない
何年も前に特許だかに登録された配列を持つ「ウイルス」で
その症状が多岐に渡ったのは
單に治療藥として用いられた劇藥による作用に依るものと
斷片でも見つかればCOVIDー19と診斷できる軆輕さから

幾多の研究者たちが年に何十億ドルも費やして、エイズの原因はHIVであるという考えに基づいて研究を行っている。
その根拠はどこかになければならない
もしそれがなければ、これらの研究者たちが自分の研究の方向をこのような狭い可能性にだけとどめることが許されるはずがない。
CDCはエイズの定義をとても大きく広げた。
このことは各州の郡保健当局に好意的に受け入れられた。
というのも、当局が新たにエイズ患者を一人報告するにつき、連邦政府から各年度ごとに二五〇〇ドルをもらえるのである。
これがライアン・ホワイト法である

エイズの治療藥は抗レトロウイルス藥ですが
レトロウイルスというのは我々と共に生きてきたウイルスで
彼等無くして生きていけない存在である私たちが
この藥を使用するということはつまり
HIVウイルスをやっつけているつもりで
自らをやっつけているということです

この仕組みは抗癌剤も同じ

冷蔵庫やエアコンに使われているクロロフルオロカーボン、その代表的商品名はフロンである。
アメリカにおけるフロンの生産特許が期限切れになるのと同時に、フロンの使用が禁止されることになった
これは偶然にしては驚くべきタイミングのよさである。
世界各国でようやくロイヤリティを払わずにフロンの生産が行えるようになった矢先に、禁止令が出されたのである
そのかわり、新しい代替化合物が登場した。
むろんそれは特許で守られている。

溫暖化や環境問題だけでなく
LSDが有効な藥だったことや
多岐に渡る話はどれもとても面白く破天荒


コロナを經て情勢は變わったと見る者も多く
これまで隱され續けてきた
世界を大きく變える仕組みは噴出寸前です

第二第三のキャリー・マリスが後に控えていますが
彼等の活躍を阻害し得るのが
誰あろう私たち

あなたの夢を踏みにじる"ドリーム・キラー"が
親や教師なのは
あなたの爲を思うからこそで
過去にしか視点が向かない爲に
夢が理解出來ないだけ

理解出來ないなら判斷はしてはいけない

誰にも予測出來ない未來を迎える術は
決斷をその時まで保留すること
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