世界に上下がないのではなく、上下のない世界もあるってこと♪

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最近よく耳にする言葉に「ジャッジしない」というのがあります。

良いとか悪いとか、上とか下とか、そういう風にジャッジすることをやめましょうというもの。

その主張は正しくは見えるかもしれないけれど、私はちょっと欺瞞な気がするというか、論理的にどう考えても、おかしいと思います。

社会の中では、何をしてても、順位がつきます。

テストでは、100点だったり、50点だったり、その点数が明らかになるし、オリンピックでは、金メダル、銀メダル、銅メダルの順位がつきます。

50点よりも100点のほうが点数が高いのは明らか。

そこに上下はないなどと言ったら、数字の意味が崩壊します笑
順位の意味がなくなってしまいます。

そういう事実を変に無視しようとするから、小学校の運動会で、全員で手をつないで、同時にゴールテープを切る、というような、摩訶不思議な現象が起きることになります。

上下はあります。順位はつきます。

でも、心にとどめておくべき大切なことは、その上下は、テストとかスポーツとかコンクールとか、そういう限られた領域の中でのものなのであって、人間としての本質とか魅力とか、好き嫌いとか、そういうものにはほとんど関係がないということ。

テストで100点をとった人よりも、0点をとった人の方が愛されることもある。

人間の部分には上下がつくけれど、それが人間の全てではないということ。

私が以前に書いた「成功と幸福」の関係で言えば、成功は上下の世界で達成されるもの。幸福は上下のない世界で成し遂げられるもの。

オリンピックで金メダルをとった人が、銀メダルをとった人よりも不幸なことだってあり得ます。

上下のある世界の中だけにいる限り、永遠に幸福の世界には行けない。

人間関係が幸福に大きく影響すると言われているのだから、幸福になりたいなら、人間関係は幸福の世界の中で築かれなくてはいけない。

上下の世界の中で、人を選んでいたら、幸福な人間関係は築けない。

年収や学歴や能力で、人付き合いをしていたら、幸福にはなれない。

上下の世界の中で、人を選ぶから、退職したら周りに誰も人がいなくなったり、夫の職業が変わっただけで、あるいは、妻の容姿が衰えただけで離婚することになったりする。

この「おむすびアート」の中での人間関係は、上下の世界ではなく、上下のない、幸福な世界の上にありたいと思っています。

なので、みなさん自由に何でもコメントしたり、イベントに参加したりしてくださいねー(^ ^)

こちらの動画↓も参考になると思うので、もしよろしければどうぞ♪

https://www.ted.com/talks/brene_brown_on_vulnerability/transcript?share=1b47e86532&language=ja

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