「自我の檻」

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人間には自我(エゴ)がある為にものの見方が偏り盲点ができます。エゴが盲点を創り、その「仕組み」に気付かない故に、「真実の実相」を認識する事が出来ません。人生の幅が狭くなりエゴの満足の為に心が閉ざされ閉塞感が漂う人生になります。「盲点」とは、エゴの居場所が無い所(いまここ)。今までの自分が大事にしていた事、何らかの憤りや喜び、優しさ、親切心などの感情とも密接に絡んでいます。「盲点」に気付く唯一の方法は「抽象度」を上げることです。

「自己」という概念をより「上位の概念」に引き上げる事です。私とは誰か? 私とは何か? 「私の概念」を人に説明してみると良く解ってきます。私の名前。私の父母、そのまた父母。。。私が生まれた所、私が今住んでいる町→県→国→地球→宇宙→銀河系。。。

又は、私の得意な事、苦手な事。私の性格、私の行動、私の思考癖、私の信念や生き方など。。。私とは何か?現実とは何か?などの抽象度の高い「上位の概念」を探求して行きます。「上位概念」には「エゴ」の入る場所はありません。逆に、自己の概念を下位にシフトするとそこには、「エゴ」まみれの自分がいます。この「仕組み」に気付く事です。これに気付かないと一生、「自我の檻」の中です。死に際に、俺の人生何だったの???となりかねません。(続く。。)


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