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あなたの「魂」の基本的欲求は、「源」(ソース)へ帰りたいという帰省本能=「回帰」したいという根本欲求です。「自我」は、常に、同じ「思考パターン」を辿ります。「自我」は目標を捉える為の準備をし、どうすれば目的を遂げられるか「思考」を開始します。手段・方法論の検討。エゴは目標を遂げる方法を探ります。しかし、初体験には対処出来ません。検討の為の材料(情報)がないからです。そこで自我は、情報を「外側」に求めます。矛盾対立する情報は廃棄します。受容して、両者を受け入れられる様になると「昇華」します。知る喜び・解る歓びです。真我に向かって何かを深く、腑に落とした時の悦びは至福です。あなたはより深く真実を知ろうと探求します。前者は「足し算」、後者は心の鎧を脱いで昇華していく「引き算」です。
差取り・覚醒の為に知識は無用です。知識は覚醒の為には返って邪魔になります。知的欲求は、「外側」に真実が在るとする空間認識を信じたからです。「外側」に「真理が在る」と信じた人類は、科学して「外側」に知識を求め続け、幸せになる筈でした。処が、追求すればするほどボロが目立ち始め、人類はやっと「意識」を「内側」に向け始めました。内側と外側の反転運動が起こり始めました。「時空間」のコペルニクス的大転換です。「陰」が極まって「陽」となり、「陽」が極まって「陰」となる「太極図」の世界(非二元)です。「自我」は目標ではなく手段・道具である「お金」に意識が向かいがちです。「覚醒」に「思考」は必要ありません。あなたの「現実」は、「思考」(言葉)ではなく、「意図」(言霊)によって「現実創造」されています。(ゲド戦記)
これが、般若心経の説く「唯識」原理です。「宇宙の仕組み」は、「色即是空」の「二重構造」です。ほとんどの人は、この「真実」(仮想現実)のカラクリを知る事なく、生涯を閉じます。実に、勿体ない事です。