「ゲド戦記」名言12

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クモの城で幽閉されているアレンを見つけたテルー。ハイタカとテナーを助け出せない自分に落ち込んでいるアレン。そんなアレンを立ち直らせる為に、テルーが言ったセリフ。「ハイタカやテナーの命はアレンにとって大切なのだから助けないと!」と言うも、アレンは、「大切なものが分からない。自分には守る事ができないんだ!」と答えます。それでもテルーは、、「一つしかない命だからこそ、精一杯生きなければならない!自分だけの命じゃないんだから!」と訴え、アレンはついに、目を覚まします。人は”死”を恐れます。それは「生きていれば、自分のやりたい事、幸せに感じる事がもうできなくなってしまうから」。しかし、世の中には、「生き続ける事で辛い目にあうのだから、死んで楽になろう」と考えてしまう人がいます。「何があっても、人は生き続けなければならない!本当はそんなこと分かっているけど、とても難しくてできない!」と、捉えてしまう。テルーの言葉が響いたため、その後、アレンがクモと対決するシーンでこう言います。「光から目を背け、闇だけを見ている!他の人が他者であることを忘れ、自分が生かされていることを忘れているんだ!!」と。私たち人間は不幸な事実ばかりに目を向け、本当にある幸せ」にを見つけられなかったり、大切な人のために生きていることを忘れてしまいます。


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