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腦もからだもとても怠けたがりです
動かさなければあっという間に筋肉は落ちます
だから體重を減らしたいのなら
食べず動かず、重い筋肉を落とすのがもっとも早道です
逆に言えば動き續けていれば食べなくても體重は落ちないんですよ
腦はそれ以上に怠けものなので
無意識の行動が增えるほどに
覺えられない思い出せない腦になっていきます
今や自分のスマホの電話番号さえも覺えていないという方も珍しくありません
考えたり意識した行動をしないと
あっという間に腦は衰えてしまいます
熱は活動によって産まれます
内臟の働きや
からだの70%を占める太古の海の成分の循環が
熱を産み出します
そこを
冷えてはいけないと外から溫めるほどに
からだは「熱を産み出さなくても良いんだ」と判斷しますから
からだ自體の熱を創る力は衰えていきます
寒いからと暖かい格好をすればするほど
からだは熱を産み出す力を失くし
冷えていくことになります
死者が冷たいのは活動が止まっているからです
人は産まれた瞬間から死に向かって生きることを余儀なくされていますが
せめて生きている内くらいは活き活きと活動しましょう
赤ちゃんはエネルギーの塊ですから
大人よりも體溫は高くなっています
ですから大人と赤ちゃんとでは寒さに対する感受性が違うと考える必要が有ります
大人の感覺で丁度良くても
赤ちゃんにとっては暑すぎる場合があるのです
汗はからだを冷やす爲の作用です
暖めすぎで汗をかくようだと
汗は水分が蒸発する气化熱を使って
からだの表面の溫度を下げる役割を持っています
さらに
汗で衣服が濡れそのままにしておけば
水分が體溫を下げ
次にはからだの深部の溫度を奪っていきます
エネルギーの塊のような赤ちゃんが汗ばむほどに厚着をさせれば
本來からだを溫めるという力を發揮しなければいけない冬に
逆にからだを冷やす方へスイッチを入れるという事になります
からだは季節に適するように變化していますから
寒い時期には寒さを感じることが大切で
そうすることでからだの機能は高まっていきます
機能の高いからだと
機能の衰えたからだのどちらの方が
生きていきやすいと思いますか?
赤ちゃんの體溫が高いということは
からだがそれだけ活潑に働いているということです
今までは熱がウイルスを退治しているのだと考えられてきましたが
それよりも熱を出すほど活動が活潑になることで酸素の供給量が增え
ミトコンドリアを增殖させていると考えた方が良さそうです
つまり熱を出すことでからだはより丈夫に元气になっていくということのようです
それをむざむざ熱冷ましで熱を下げてしまうことは
からだが良くなろうとしている働きを邪魔していることになります
平熱が37℃~38℃の子供が40℃の熱を出したところで
大したことはありません
後遺症だ何だというのは余計な“治療”に依るもので
熱が出たらより促してやり
汗をかき始めれば熱が出きった合圖ですから
脱水だけ气を付けてあげれば
ひとつ成長した子供に生まれ變わります
子供は“風の子”であり“風邪の子”でもあるのです