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人生の目的は「何をするか」(do)ではなく、「何者であるか」(be)です。多くの人が、金持ちになったら自由が得られると憧れます。既に豊かさが与えてくれる相対的な自由を享受し、それだけでは意義ある人生にはならないと気付いた人もいます。人生の「真の目的」を発見する事、これに代わるものはない。しかし、人生の真の第一義的な目的は、外側の世界にはありません。それは、あなたが何をするか(do)ではなく、「あなたが何者であるか(be)」 つまり、あなたの意識状態(抽象度)に関わっています。あなたの人生には、①「内なる目的(be)」と②「外部的な目的(do)」がある事に気付くことです。前者のあなたの「内なる目的(be)」は、「本当の自分」(真我)に目覚めることです。後者の外部的な目的(財産や肩書)は二義的です。
あなたの「内なる目的」は、真我に「目覚める」ことです。これは、人類の目的だからです。あなたの「内なる目的」は、全体の、宇宙の、現出しつつある知性の目的の一環で不可分です。外部的な目的(二義的)は、時と共に変わります。人によっても大きく異なります。先ず「内なる目的」を見出して、それと調和した生き方をすることです。それが、外部的な目的達成の土台です。真の成功の基盤です。この調和なくしても、努力や苦闘によってもある種の目標を達成することは可能です。だが、そこに喜びはないし、結局は、何らかの形の苦しみにつながります。「目覚め」覚醒とは、普遍的な知性と意識的に繋がること。「いまに在る」こと。「思考」の無い意識です。「思考」(言葉)の代わりに「気付き」が主導権を握る様になります。(つづく)