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“明日があるさ”という幻想。「明日がある」というのは人に希望を与えます。ルーズベルト大統領のアメリカ大不況時代を背景にしたミュージカル“アニー” の主題歌「Tomorrow」は、明日がある、明日こそ希望だ、明日があるから希望があるとわたしたちが生きる上で勇気を与えてくれます。どんなに大変な事があっても明日があるから人は生きていけます。しかし、「明日がある」という事と、「今は二度とない」というのは全く別の話です。明日があると思っているから今を大切にしていない場合が少なからずあります。「明日があるさ」は、今を精いっぱい生きた「今に生きている人」だからこそ言える言葉です。「明日があるさ」砂時計の上側(本当の自分)と、「明日でいいや」=砂時計の下側(自我=フィクション)は全く別世界です。「明日でいいや」は「今に生きる事を放棄」して、今をドブに捨ててしまっている生き方です。「今をドブに捨て」て素晴らしい明日はやって来ません。「今に生きる」事ができなければ、「明日の今」も生きられません。どんなに若くてもどんなに年配だったとしても、「今は二度とない」のです。若いから明日また今日が来るなどということはありません。諸行無常です。一瞬一瞬終わってしまえば、二度とその一瞬はやって来ません。この二度とない一瞬をどう生きるかのみです。「明日がある」という事に騙されることなく「今に生きる」ことです。過去は、記憶(データ)です。未来は、想念(情報)です。今「この瞬間」のみが現実(実在)です。砂時計でこの「時間の真実」に気付いて下さい。これに気付くだけで優に100万円の価値があります。なぜなら、これが腑に落ちれば「お金を稼ぐ」という概念が根本から変わるからです。「生きる」という概念が根本から変わるからです。「自分の人生」を生きることができるからです。