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食物繊維というのは
物理的に腸内の汚れを絡め取る働きをするもので
まぁルンバみたいなものです
ゴミは摂りますがルンバは片付けはしてくれませんよね?
出前で採ったり
レンチンして食べた後の容器だとか
脱ぎ散らかした服だとか
注文して届いた商品が入っていた段ボールやビニール
讀みかけの雜誌
装軆具
などなどが床を占領していればそもそもルンバは働きようがありません
出口が詰まっている処に難消化性の食物繊維を放り込んだら
余計に詰まるだけですよね
便秘の人に必要なのは腸内環境かも知れないし
動物性の脂かもしれません
便は人體同樣その70%は水分です
あとは新陳代謝で要らなくなった老廃物と
腸内細菌の死骸で
食べ滓は基本的にはほとんどありません
この状態の便は水に浮きます
便が浮かずに沈降するのならそこには余分が有るということです
からだの材料となるものは動物性の蛋白質と脂質のみです
肉魚介類などですね
これらは全てアミノ酸に分解されて全軆に材料となって運ばれていきますので
腸内に殘ることはほぼありません
詰まる原因は炭水化物です
炭水化物=種は動物の胃腸では消化しきれない代物ですので
どうしても殘ります
その殘存した炭水化物=糖は蛋白質と結合しやすいので腸壁にへばり付き
腸の働きを阻害します
なので便秘の場合
炭水化物の摂取制限は缺かせません
だから炭水化物は非・必須栄養素なのですよ
そして食物繊維はその炭水化物の滓を絡め取るのが役割です
だから水溶性の食物繊維を摂っても意味が有りませんし
詰まってるんだったら脂で通りを良くするか
水酸化マグネシウムなどで便を軟らかくして出やすい環境を作るのが道理というものです
こう言うとすぐ「下剤は?」と訊いてくる方が在りますが
物に依りますが藥はその殆どがからだの機能を抑制する方向に働きます
機能を抑制したらより働かなくなるのがからだです
出ないのを無理矢理出させるように働くのなら出る力を失っていく壹方になり
出す力を促すように働くのなら出す力が強くなっていくのです
例えば便が固いのであればからだの保水力が足りないのかも知れません
私たちのからだはいのちが生まれた頃の海の成分が循環していて
今でもこのからだの中は当時の海の鹽分濃度と同じ0.85%と決まっています
ですから鹽分が少ない処に多量の水が入ってくると濃度が薄くなって
からだが動かせなくなりますから
からだの水分は減らされます
鹽分が增えれば保水力も高まるのです
本來は便もそのほとんどが水分なのですから
からだの水分が少なければ當然便の水分も減りますよね
そうしたら出なくもなります
腸壁に限らず皮膚もそうですが脂でコーティングされていますから
脂の摂取量が足りなければ潤滑油も不足しますし
肌理だとかにも影響してきます
脂と水は皺や肌の色艶弛みなどにも大きく關わっています
今のあなたのからだには何が足りなくて何が余計なのか
をしっかりと理解することが大切なのです
「何かが良い」
と聞くと飛び付く人が多いようですが
その目的をちゃんと理解しておかないと
全くの逆効果になりかねませんよ