やわらかい蒲團が肩こり、腰痛を招く

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この処、何人かから

「朝起きたときに、肩首がこって、痛い」

というお話をいただきました

改善法、というか、對処法というか、そんなお話を

私たちのからだを構成している、その70%ほどが"水分"だと言われています

不調のほぼほぼ全てにおいて、この水分の循環不良が原因となります

コリや痛みに限らず、やる気が出ないとか、からだが重い、果てはガンだとか高血壓

などといったいわゆる病气と言われるものも同じです

虫歯も

循環が酸素や栄養などをからだの隅々にまで運んでくれ

老廃物を排泄してくれます

循環が滞れば酸素や栄養が行き渡らず

老廃物が蓄積していくので不調になる

からだの大半は水分なのですから

本來、からだは形にある程度沿うものです

眞っ平らなところに水をこぼせば、広がりますね

凹んだ処があれば、そこに集まります

この「肩首が痛い」と訴えてきた方々に伺うと、蒲團がやわらかいのだと

ということは、寝ている最中にからだが沈み込み

凹みに水が集まって動かなくなってるということです

生まれてから死ぬまで一度も休むことなく心臟が動脈をポンプしていますが

静脈から心臟に押し返す働きは筋肉が行います

つまりからだを動かすことで循環が成り立つわけです

寝返りというものが、その循環を促す運動なのですが

凹みにきっちりハマってしまったからだは動かせなくなりますから

當然、循環が行われなくなります

そりゃ、肩首もこりますし、腰も痛くなるってモンです

それにやわらかい蒲團では、安定感がありませんので

かえってからだは固くなります

固い寝床ならからだが安定するので、やわらかくいられ

しかも自由自在に動けるとなれば、寝返りという運動も行いやすくなりますので

循環が滯らない

つまり、フカフカの蒲團より、煎餅蒲團の方が

斷然からだには良いってことです

あとは余談として

そこに加えて、先日からお伝えしていますように

冬場は空气が乾燥しているので、からだも乾燥しやすく

水分不足になりがち

だから、余計に循環が惡くなって

今、こういった訴えが增えているワケです

なので水分に气をつける必要がありますが

からだは鹽分濃度が決まっていて

鹽が多ければ水分を多くして濃度を保ちますし

少なければ水分を排泄します

つまり鹽が多ければ喉が渇くし

少なければおしっこが近くなるということです

ここが水分補給の壹番の肝なんですよ

鹽がしっかりからだに在って初めて水分補給という話が出來るのです

鹽分が足りなきゃ循環するもの自體がありませんので

どれだけからだをゆるめても循環は良くなりません

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