枕が替わると眠れないのは?

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「枕が合わない」

とお惱みの方、まだ多いみたいですね

枕専門のお店とかもありますからね

やれ固いのが良いの、柔らかいのが良いの

高いのが良いの、低いのが良いの・・・

壹體いくつ枕をもっているんだ、という方もいらっしゃるかと思います

かく言う私もすでに使っていない枕がいくつもあります

ただ

殘念ながら今の枕が合わない人は幾ら枕にお金を注ぎ込んでも

自分に合う枕には巡り会えません

今ある枕だって「コレが良い」と思って買ったはずのものですよね?

それが實際に使い始めると何だか合ってない气がしてくる

何故か?

自分に合う枕に巡り会えない人が在る一方で

枕なんて何でも良い

そういう方もいらっしゃいます

その違いは何なんだ?ってことです

枕をからだに合わせるんじゃなく

からだを枕に合わせるのが本筋なんです

第一、寝てる時ってのもただジッと動かないでいるわけではありませんね

車で寝たり、寝袋で寝たことのある方ならお分かりだと思いますが

起きたらアチコチ痛くなってませんか?

ドラキュラじゃあるまいし、棺桶の中で微動だにせず寝てるってのは

生きたからだでは不自然極まりない

子供さんなんか、180°、360°回転してたりしますよね

ひとつ処に落ち着くワケでも無く

仰向けと横向きと俯せではそれぞれ肩と首の高さなど變わります

そんな動きに合う枕などありません

からだ自體だって毎日同じ状態であるワケがなく

日々刻々と變わり續けるものです

毎日判で押したように首が痛いワケではありませんよね

今日はそれほどでも、とか、動かせないくらい痛いとか、全然痛くないとか

そもそも常に變かし續けているものに對して

本當に適合させとうと考えるのならひとつの枕で賄えるワケがありません

いやひょっとしたら體壓を感知して常に良い状態を保ってくれる寝具なんてのもあるかもしれません

できるかもしれませんが、お高いでしょうね

でも、そんなもの全く關係無く、ぐっすり眠れる人は幾らでもいるワケです

からだの70%程度は水と言われるくらいですから、このからだは液體です

液體は形状に合わせて變化するものですね

骨があるじゃないか、って骨も水の中に浮かんでるだけで

別にひとつひとつネジで止まって動かないワケじゃありません

だから液體になったつもりでゆるゆるになって寝れば良いんです

緊張させたままでアチコチ固めて寝ようとするから

“枕が合わない”ってことになってくるワケです

後頭部、首、肩、背中、腰の緊張がとれていなければ

どんな高級ベッドで寝たって循環が滞って痛くなります

最近は顔が固まってる人も多いですね

顔のこわばりも結局肩首へのこわばりの原因となります

からだがゆるんでいれば、板の間に寝たって痛くなりません

實際、私はもう3年くらい布団で寝てません

頸椎の位置が何たらかんたらじゃないんです

首回りの筋肉が緊張しているから痛いのであって

そもそも枕なんて無くて良いんです

ゆるんでいれば循環出來ますから

首の骨が捻れようが、曲がっていようが、何ともありません

床面が支えてくれてるんだから、力を抜いて軆を委ねれば良いのに

力を入れて姿勢を保とうとしてるから辛くなるんです

枕が替わると眠れないというのは

肩首の柔軟性が低い状態にあるということです

さらに最近は皆さん、マスクのせいもあるでしょうが

からだが酸素不足です

一息つく、と言いますが

ほっとした呼吸は緊張を解いてくれます

また

からだの中の空気を全部吐き出すつもりでしっかり吐き切ると

自動的に深く息を吸うことが出來ます

全軆に酸素が行き渡って、循環が良くなり、リラックスした状態に近づきます

枕のせいじゃなく、自分のからだが固まってるせいなんだ、と思えると气も樂になって

より力が抜けやすくなると思います

樂にならなきゃ眠れませんよ

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